先日、日本の実業家 前澤友作氏がソユーズロケットで国際宇宙ステーションに旅行する計画が発表されました。実は、お金を払えば私達一般人も宇宙にいくことは可能なのですが、その費用はいくなのでしょうか。
アメリカバージニア州にある宇宙旅行会社、スペース・アドベンチャーズが今月13日、前澤友作氏が健康診断に合格し、国際宇宙ステーション(ISS)へのミッションの準備を開始したと発表しました。彼は、アシスタントである平野陽三氏、さらにロシア人のパイロットと共に打ち上げられ、2021年12月8日にバイコヌール宇宙基地からロシアのソユーズMS-20で打ち上げが計画されています。
パイロットはロシア人のアレクサンダー・ミサーキンという人物で、6月からユーリガガーリン宇宙飛行士訓練センターで約3か月の宇宙飛行訓練を開始する予定です。
前澤が国際宇宙ステーションに滞在するのは12日間。スペース・アドベンチャーズは2001年以降8人が自己資金により国際宇宙ステーションに打ち上げを行っており、前澤氏は8人目で同社としては日本初となります。
宇宙旅行の場合、どのくらいの額なのか。スペース・アドベンチャーズが過去に打ち上げた費用が明らかになっているのですが、2001年5月にはデニス・チトー氏(米国)、2002年4月にはマーク・シャトルワース氏(南アフリカ)がソユーズ宇宙船に乗ってISSを訪れたものの、その費用は当時のレートで約24億円(約2,000万ドル)ほどかかったとされています。(参考)
また2009年、7人目の打ち上げとなった人物の打ち上げでは約31億円(約3,500万ドル)となっており、高騰していることはここからも見て取れます。
したがって、少なくともこれよりも安くなっていることはなく、目安としては50億円~90億円の間で契約しているものと考えられます。
パイロットはロシア人のアレクサンダー・ミサーキンという人物で、6月からユーリガガーリン宇宙飛行士訓練センターで約3か月の宇宙飛行訓練を開始する予定です。
前澤が国際宇宙ステーションに滞在するのは12日間。スペース・アドベンチャーズは2001年以降8人が自己資金により国際宇宙ステーションに打ち上げを行っており、前澤氏は8人目で同社としては日本初となります。
気になる旅費は…?
多くの人が気になっているのは旅費です。単刀直入に記載すると、ここ最近、ソユーズ宇宙船による国際宇宙ステーションへの打ち上げ費用は高騰しており、あくまでJAXAやNASAの宇宙飛行士を打ち上げる数カ月間滞在する打ち上げ費用は一人あたり90億円程度とされています。宇宙旅行の場合、どのくらいの額なのか。スペース・アドベンチャーズが過去に打ち上げた費用が明らかになっているのですが、2001年5月にはデニス・チトー氏(米国)、2002年4月にはマーク・シャトルワース氏(南アフリカ)がソユーズ宇宙船に乗ってISSを訪れたものの、その費用は当時のレートで約24億円(約2,000万ドル)ほどかかったとされています。(参考)
また2009年、7人目の打ち上げとなった人物の打ち上げでは約31億円(約3,500万ドル)となっており、高騰していることはここからも見て取れます。
したがって、少なくともこれよりも安くなっていることはなく、目安としては50億円~90億円の間で契約しているものと考えられます。