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報じられないだけで毎週のように事故が発生している航空分野。これに関して先日、離陸に向けて加速中の旅客機でドアが吹き飛び、客室内の物が機外に飛んでいくななどの被害が出たと報じられています。

事故があったのは今月5日、アメリカ中西部のミネソタ州にあるミネアポリス空港で小さな8人乗りのブティック航空の飛行機です。

参考:INCIDENT A door of a Pilatus PC-12 broke off and flew before takeoff - AIRLIVE

乗り合わせていた乗客によると、「大きな音がしてドアが飛び、騒音と共にすべての物が飛んでいきました。バッグが外に吸い出されるなんて見たことがない」などと話しています。

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記事によると、当時時速160kmほどで移動していたと考えられており、彼は「もし赤ちゃんを膝に載せて座っている人がいたらどうなっていたのか分からない」と話しています。

メトロポリタン空港委員会によるとこのトラブルで離陸は中止となり脱落したドアは滑走路から回収されたとしています。またこのとき外に飛び出したバッグもその後回収され持ち主に返されたとしています。

記事ではタキシング中にという記載があるものの160km/hとなるとタキシング中というよりも滑走路で離陸に向けて加速中に発生したのではないかと考えられます。仮に飛び立った後に事故が発生していたとすると墜落や乗客に被害が出ていたと予想されます。