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新型コロナウイルスの感染者数が非常にすくなく、世界でも非常に優秀な傾向を示していた台湾。しかしここにきて新規感染者数が急増する事態となりました。市内では買いだめが発生していると報じられているのですが、何故か韓国製品の食材だけが残るという出来事があったとそうです。

台湾メディアのETtodayによると、新型コロナウイルスが急に流行した国内で主要なスーパーマーケットでは生活必需品を買いだめする市民が相次ぎパニックに陥っていると報じました。

泡麵貨架被掃空!剩「綠色包裝」全滿 千人一看口味秒懂:PASS | ETtoday網搜新聞 | ETtoday新聞雲

取材ではスーパーの即席麺コーナーはイナゴが食い尽くしたかのように商品がまったくなかったものの、何故かグリーン色のパッケージ製品のみ大量の売れ残っていたとのこと。よく見ると、その製品は韓国のハングルが書かれた製品だったとのこと。ちなみにこの商品はセール品で通常の価格よりも安くなっていました。

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記事によると、この製品は韓国食品会社パルド(Paldo)系列の会社が台湾向けに製造したもので、野菜タンメンという商品で味は『パクチー味』とのこと。

なぜこの商品が売れ残ったのかは理由があるそうで、パクチーつまりセリ科の草であるコリアンダーは匂いが独特だといい、例えば虫の匂いや石鹸、ドロのような匂いを感じるといいます。これはOR6A2嗅覚受容体遺伝子に影響するもので科学的にそのような匂いとして感じてしまうとのこと。


これに関して台湾のネット上では「パクリーは…無理」「私はベジタリアンだからパクチーでもいい!」「これは美味しけど、私はあまり買わないかな」などコメントが多く寄せられていたとのこと。

この内容は国内外でも報じられており、例えば米メディアの多維新聞では、過去に日本で災害が発生したときも他のインスタント食料品が空になる一方で韓国の「辛ラーメン」が大量に売れ残った前例があると報じられています。