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韓国釜山市で今月9日から12日までの日程で開催されているMADEX 2021という国際海洋防衛産業展で韓国海軍は軽空母の模型を2つ展示したと報じられています。

このイベントが開催されたのは釜山市にあるBEXCO(ベクスコ)という国際コンベンションセンターで、MADEX 2021では7カ国から世界の軍需企業など約110社が参加しています。一方で韓国からは韓国海軍がブースを設け、海軍・海兵隊広報館を運営。そこでは初めてと考えられる、韓国で配備を目指す軽空母の模型が展示されました。

На южнокорейской военно-морской выставке MADEX-2021: dambiev — LiveJournal

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展示された軽空母の模型は2つです。詳細は不明なのですが、韓国海軍としては軽空母はSTOVL方式というアメリカの強襲揚陸艦のような真っ平らな飛行甲板空母、そしてSTOBAR方式というロシアや中国の空母、またイギリスのクイーン・エリザベス級空母のようなスキージャンプ台を設置できるような空母を考えていると考えられます。
特に後者の空母に関してはSTOVL方式からSTOBAR方式に改造できるようになっているとのこと。

この改造については最小限の改造でSTOBAR方式にできるようにするなどと説明されており、将来的にそのような航空機も運用できるような設計になっていると考えられます。



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スペックとしては全長270m、全幅60m、飛行甲板のサイズは260m、全幅57m、排水量は3万トンとしています。

韓国海軍が保有を考えている軽空母について、韓国メディアによると、なぜ軽空母を必要としているのかについてはあくまで韓国海軍の主張として、北朝鮮の挑発を抑制することができ、戦時には早期の戦争の勝利を導きくだけではなく、平時には海洋主権を守り国家の利益を守ることができる」としており、配備の理由は第一に北朝鮮を挙げています。

そしてアメリカが望んでいるという対中国牽制に活用される可能性があるという懸念はあるものの、「その能力を持つことが重要であり、力があれば政府の使えるカードが増えるだろう」という主張もしています。

空母の建造に関しては「軽空母の事業妥当性の調査などの準備過程を経て、仮に事業が着手となれば、設計及び建造は約12~13年の時間がかかる」としており、「この間、予算は分散投入され、純粋な維持費は年間500億ウォン(約48億円)程度にとどまる」と主張しています。

このような発言については国内で空母の保有が財政を、特に国防に当てる予算を逼迫させる「金食い虫になるのではないか」という指摘を牽制したものとなっています。

また動力については従来式、つまり原子力ではなく通常動力だと説明されています。
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