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ファイザー、アストラゼネカ、モデルナ…毎日この3つの言葉を耳にするのですが、これはいずれも新型コロナウイルスのワクチンを開発した企業製のものです。一方で、進むワクチン接種は同種を2回接種する必要があるのですが、異なるワクチンを接種した場合、どのような影響があるのか研究結果が報告されています。

スペイン政府外郭研究機関であるカルロス3世保健研究所によると、国内の676人を対象に実施し先月18日に発表した「交差接種研究(Combivacs study)」(1回目と2回目のワクチンを別のものを接種する研究)に関して、結果として1次接種でアストラゼネカ、2回目にファイザーを接種したうち448人の被験者はアストラゼネカのみ2回接種したグループよりも免疫効果が30〜40倍も高かったと発表しました。

"1차 AZ→2차 화이자 맞으면 30~40배 높은 면역 효과"

なぜこのような研究が行われたのか。海外ではワクチン接種が早く進められたものの、特にアストラゼネカでは血栓ができるという報告が出ており、1回目にアストラゼネカを接種した人が2回目に別のワクチンを接種するケースがでてきたことです。
問題はそのようなケースはメーカー側も想定しておらず、どのような問題がでるのか、特に免疫効果(言い換えれば抗体数)がどこまで上がるのかがわからないとう問題が発生します。

スペインの研究によると今回、2回目に別のワクチンを接種したクループでは目立った副作用もほとんどなかったといい、特筆すべきことしては2回目のワクチン接種後に強力な抗体免疫反応が現れたことです。これは実験参加者129人の血液サンプル(標本)を検査した結果のもので、全体のサンプルが中和抗体を保有していたといい、この成果は権威ある学術誌「ランセット」に掲載されているとのことです。


なぜ異なるワクチンを接種すると高い効果が得られるのか。具体的な理由はわかっていないものの、理由はアストラゼネカはファイザー、モデルなとはタイプが異なっていることにあると言われています。アストラゼネカのワクチンはウイルスベクターという種類で、ファイザー、モデルナはメッセンジャーRNA(mRNA)と呼ばれているものです。

異なるワクチンを接種することで人体の免疫システムがどのようなわけか新型コロナウイルスの病原体をよりよく認識できているのではないかとしています。具体的にはmRNAは抗体反応を誘導する利点がある一方で、ウイルスベクターはT細胞反応を触発するという特徴があるといいます。

いずれにしても、このような異なるワクチンを接種するという交差接種は現在行われておらず将来的にはより強力なウイルスが誕生したときに実施されてくる可能性があります。
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