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街を歩けばイヤホンやヘッドホンをした人、お店に入れば何かをしながらイヤホンなどで音楽を聴いている人が見かけますが、実はこのような人たちは大音量で音楽を聴いていることが多く、将来難聴になるなど様々な健康被害がでる可能性があると報じられています。

アメリカ音響学会の研究によると、特に子供や10代の若者、および若年成人は、平均70デシベルの公衆衛生上の制限を超える音量で毎日何時間も音楽を聴いているとしており、そのような音量で音楽を聴き続けると聴覚に悪影響を与える可能性が高いという内容を発表しています。

Headphones and Earbuds Impact Younger Generations' Future Audio Health - Neuroscience News

2017年、米国疾病予防管理センターによると、20〜69歳のアメリカ人成人のほぼ25%が実は『騒音性難聴』を患っていると報告しています。このような後天性難聴は、コミュニケーションの困難、社会的孤立、転倒や事故のリスクの増加、および老後の認知症を含む様々な健康上の合併症に関連しているとカンがられています。

聴覚の健康リスクは、5年間で再生端末の50%以上の音量で1日1時間以上でパーソナルオーディオシステム(つまりヘッドホンやイヤホンなど)を使用している人々にとって最も高くなるしています。過去にウォール・ストリート・ジャーナルが「85デシベルは子供と10代の若者にとって安全だ」などと主張をしていたことについて当該記事には異議を唱えおり、「85デシベルは誰にとっても安全な音量ではない」と述べています。

ちなみに85デシベルという数値は国立労働安全衛生研究所が推奨するもので「85デシベルは安全だと考えている」というものです。


研究者によると「今の若い世代が中年期に達したときに『難聴の流行』を発生させないためにも、ヘッドフォンやイヤホンの音量基準とその使用に関する一般の人々への教育の必要性だ」と話しています。

現在の医療技術では一度失われた聴力は二度と回復することはないため、仮に音楽を聞くのであればその、例えばノイズキャンセルなど外の音をカットし極力低音量で聴くなどの対策が必要になります。
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