image_1

韓国メディアによると、国内企業でランサムウェア被害が確認されていた件について、なんとPCの修理業者がランサムウェアを作り、修理依頼した企業のPCにインストールしていたというあまりに非常識な事件あったと報じられています。(画像は参考資料)

朝鮮日報によると、今月16日 他人のPCにランサムウェアを勝手にインストールし、その修理依頼などで総額3億6200万ウォン、約3500万円を得ていた9人が立件されたと報じています。このうち2人が逮捕されています。

컴퓨터 고쳐달랬더니... 수리기사, 랜섬웨어 심고 3억 뜯어냈다 - 조선일보

ランサムウェアとは要は、PCのデータを使用者側が利用できないようにして「解除したければ金を払え」という手段です。この金についてはビットコインなどを要求してくることが多く、犯罪者グループの金稼ぎ手段としてこの暗号通貨が使われています。

記事によると立件された9人はいずれもパソコンの修理技術者です。彼らは2020年12月に『修理依頼主のPCにランサムウェアをインストールすることでその修理費を稼ぐ』ということを思いつき、独自ソフトウェアを開発。これは韓国国内で作られた初めてのランサムウェアとされています。
以降、出張修理依頼を受けた企業20社のPCに、修理する傍ら、自作したランサムウェアをインストールしました。これが2021年1~2月にかけて行ったもので、このランサムウェアを実行するためのソフトを使用し、遠隔操作で任意のタイミングでランサムウェアを実行できるようにしていました。


その後、ランサムウェアが実行された企業は再びこの業者に依頼してきたケースがあり、記事では4社。修理業者(犯人)は「ハッカーの攻撃だ!」などと自作自演を行い、4社からは修理費として3260万ウォン、約300万円をだまし取ったとのこと。

問題はそれだけではなく、この修理業者は「私達がハッカーと交渉しよう!」などと自作自演も行い、ハッカー側(つまり修理業者)が0.8ビットコインを要求したものの、10倍に水増しした8ビットコインを要求したようにメール文面を捏造。17の企業に対して2億5300万ウォン、約2300万円を騙しとっていました。
その後、修理業者側はランサムウェアの味をしめたのか、ただのPC故障についても「ランサムウェアが原因だ!!!」などと金をだまし取っていたとしています。