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愛犬家、愛猫家からすると犬や猫は家族も同然。それは子供や親にも匹敵するほどの存在になるのですが、そんなワンちゃんがいなくなってしまったという中国で、迷子の犬を探してほしいという張り紙が話題になったと報じられています

記事によると、この内容は中国のSNSで今月2日頃に話題になっていたというもので、その内容としては迷子の犬を探しほしいという日本でもよくある依頼内容で、コーギーの写真とともに『5月28日、北京豊台区西山家近くでいなくなった。犬は家族と深い関係があります。どうか帰ってきて。もし探してくれたら、お礼として北京市の家を差し上げます』という趣旨の内容が記されていたとのこと。

北京寻狗送房告示引热议 狗主人事后不认账挨批 – 看传媒新闻网

▼問題のポスター
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最後の『お礼として北京市の家を差し上げるという』というのは明らかにおかしいのですが、記事によると飼い主は探していた犬はポスターを張り出してから2時間ほどでみつかったといい、送り届けてくれた人は名前すら名乗らず、見返りも求めず去っていったとのこと。

一方ネットユーザーは「北京市の家がもらえるぞオマイラ(お前ら)!!」「今から北京に行く!」などと非常に話題になっていたとのこと。


その後、「お礼として北京市の家を差し上げるという」がSNSでバズってしまったことで6月2日に釈明することになりました。飼い主によると、これは印刷屋とのやり取りを行った際に誤った解釈でそのような表現になってしまったといい、このポスターを受け取った飼い主も目を通しておらず知らずに張り出してしまったとのことです。

これに関して記事では「もし送り届けた人が(家が欲しいと)訴えたら勝算は?」など反応が寄せられていたといいます。

記事では中国で仮にこれが張り出された通り、探してくれた人が家を求めた場合どうなるのか?という弁護士の話を出しており、一般論として「ポスターに示されているように報酬を容易する必要があります。支払いの拒否や支払いの削減など契約違反になるといい、拒否した場合は相応の責任をとる可能性がある」とのこと。ただ「このような誤りが原因でトラブルになった場合、特に大きな誤りがあった場合は裁判所に取り消しを要求することができるとい、自分の過失によると損失がでた場合も補償は可能だ」としています。

このような「ペットを探してほしい」「迷子になった」という内容はかなり多く、最近では小さいキーホルダー状のものを付けることでスマホに位置情報を送信するようなものがあるらしく、念の為そのようなものを購入しておくというのも手かもしれません。