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先日、ダイヤモンドの産出国として有名なボツワナ共和国で史上3番目に大きいダイヤモンドが見つかったなどと世界中で報じられたものの、実はただの水晶だったことが分析結果で明らかになりました。

【AFP=時事】南アフリカで20日、先週「ダイヤモンドラッシュ」を引き起こした謎の原石の正体が、ただの水晶(石英)であることが予備調査で明らかになった。

最大都市ヨハネスブルクから南東に300キロ以上離れた、クワズールー・ナタール(KwaZulu-Natal)州クワフラティ(KwaHlathi)には、村外れで牛飼いがダイヤモンドとみられる原石を掘り当てて以来、何千もの人が殺到していた。

AFP
ダイヤモンドと言われていた石は『オカバンゴ・ダイヤモンド社』が発掘したもので、この企業自体はボツワナ政府とダイヤモンドメーカーである『デビアス社』との合弁企業になります。

この発見をうけてご存知の方も多いようにボツワナ共和国の大統領やその夫人が大々的に「巨大なダイヤモンド原石を発見したぞ」と先走って内容が報じられていたのですが、政府が行っていた専門らの分析結果として、「分析の結果、この地域で見つかった原石は、ダイヤモンドではないことが確定した」「原石の正体は水晶だった」と発表しました。


ダイヤモンド原石とされたのは長さ73ミリ、幅52ミリ、厚さ27ミリ、サイズにして1098カラット。これがダイヤモンドであれば数十億の価値があるというものになるのですが、水晶となるとその価値は日本円でも1000円未満と考えられます。

そもそもなぜボツワナ共和国がダイヤモンドなどと先走ったのかは不明ですが、当時も「水晶じゃないか?」「色が水晶だ」という声がネット上でもポツポツと寄せられており、結果的に素人の主張があっっていたということになります。

この原石は仮に本物だったら巨大な原石から1つの宝石を作るのではなく、1~100カラットの宝石を複数作ることができるとしており、数にすると60ほどの宝石がつくられるだろうと説明されていました。
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