中国メディアによると、今月中国の建省廈門（アモイ）市で就寝前にスマホを充電した状態で寝ていたところ深夜に充電器が突然爆発しするという事故があったとしています。被害にあった男性は飛び散った破片などで右目に破片が当たるなどして一時的に物が見えなくなり涙も止まらない状態になったとのこと。

“砰！”睡梦中手机充电器爆炸，厦门一男子右眼瞬间看不见……|充电器|爆炸|手机|烧伤|-健康界



その後、眼科を受診したところ、男性に対して重傷と診断しました。具体的には「眼球に怪我はなかったものの、まぶたを火傷している」としており、火傷が強くなんと皮膚移植するハメになったといいます。



この男性は順調に回復しているものの、今後に関しては視力は影響はないものの、目元の見た目と眼球の動きには後遺症が残るかもしれないと説明しているとのことです。

『安物買いの銭失い』不良充電器や電源

スマホやモバイル端末の普及で誰しもUSB充電器を持っていると思うのですが、問題はその充電器が本当に信頼ができるものなのかについてです。この手の充電器には日本では電気用品安全法いわゆる『PSE』という法律があり、例えば中国など海外から電化製品を輸入した場合でもその電化製品を日本で販売する際は「PSEマークの表示」が必要となります。なければ法律違反で罰せられます。

そして安物製品にはPSEマークはあるものの届け出業者名(輸入業者名)が記載されていない製品がざらにあります。この手の製品はアマゾンで販売されている商品にも多く存在しています。もちろんこれも法律違反です。

ちなみにこのPSEマークなども偽装されているものがあります。要するに、電気が流れるようなものは国内外問わず安物は買わないほうがいいという意味です。当然、そのような偽装ありき、低品質の製品が爆発したり最悪火災になったとしても然るべき補償は受けることはできないでしょう。私達はつい100円安い製品を購入してしまうのですが、そのジュース1本分、数百円の差が『補償』『安全』だと思えば安いものでしょう。