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国公施設といえば、新しいものもあれば古い施設を永遠と使い続けるという場合があります。これは当然日本でも同様なのですが、お隣韓国では非常に古いと考えられる、とある国公保育園では未だにアスベストが使われているなど問題があると報じられています。 

韓国メディア『ニュース1』によると、釜山市にあるとある国公立保育園に関して入園している園児らが卒業までの数年間、発がん物質であるアスベストとサビ水に晒さた状態で生活していることがわかったと報じています。

記事によると、保育園院長Aさんの話として、委託される当時から赤字状態で運営しており区役所に支援を要請したものの適切な措置はなかったとのこと。釜山市南区庁側は今回の報道について「運営の責任は院長であり、特別な報告がなく事態の深刻さを知らなかった」という立場だとしています。ちなみにこの発言は完全な『嘘』です。

錆水とアスベスト

現在の保育園の調理室の飲料水配管からは、何十年も前の家屋にあるよう錆水がでてくる状態であり、現在一時的にフィルタを使っているとのこと。そして2階では保育室と廊下などの天井全体がアスベストで覆われた状態としています。
この保育園は現在の92人の乳幼児が入所中。当然アスベストは建物が建設されてから永遠と使われているものであり、その卒業生まで含めると被害園児ははるかに多いということになります。

4月2日に行われた保育園の議事録と業務報告書によると、3年前(2019年)から調理室における飲料水の配管から錆が出てくるという主張があり、調理師は朝に錆が少し出てきたものの、現在は深刻だと院長に報告しています。  

院長によると「状況を把握するために、ペットボトルに5〜10分程度の間隔で4回採取し写真を撮って2021年4月5日に区役所に報告しているものの、区役所は『点検をしてないからだろ』と反論された」と話しています。


アスベストについては韓国では2009年に国内での使用が禁止。以降、これが使われた小学校などは解体されるなどしました。また国側もこの保育園だけ唯一アスベストが使われていると確認しているといいます。

院長A氏は「2018年に保護者がアスベストの解体工事が必要だと区役所に苦情を入れたものの進んでいない」としており、「話によると緊急予算を編成する必要があり全く行われなかった」と訴えています。

一方で、韓国国内では国公立保育園の新規建設は行われている状態であり、なぜか既存の施設は放置されるという意味不明な状況がここでは続いているとのことです。
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