B-21_3

アメリカで開発が進められているステルス爆撃機『B-21 レイダー』に関して、米空軍は飛行中をイメージした公式レンダリング画像を公開しました。

可変翼爆撃機『B-1 ランサー』及び世界初の大型ステルス爆撃機『B-2 スピリット』の後継機として現在開発中のB-21。この機体については2021年6月にも試作機がほぼ完成したと発表されていました。

Air Force releases new B-21 Raider artist rendering > U.S. Air Force > Article Display

さて、今回米空軍が発表したのはこのB-21 スピリットとレンダリング画像です。要はCGイメージになるのですが、過去に発表されていたものと比べると見た目が若干ことなるなど話題になっています。

B-21
こちらが公式レンダリングです。滑走路から飛び立ったB-21のCGイメージです。

B-21_1
こちらが過去のレンダリング画像です。

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機体カラーも大きくことなるのですが、機体形状してはコックピットのガラスの形状が異なっています。過去のレンダリングでは左右に1枚。だったものの、新しいものは側面にも大きな窓が取り付けられています。そのためパイロットの視界がかなり広く確保できているものと考えられます。


B-2
B-21に置き換えられるB-2と比較すると、B-2にもコックピット左右に窓が存在しており広い視野を確保しています。そのためこのようなサイドを見渡せるコックピット形状は必要不可欠な設計と考えられます。

B-21は来年にも初飛行!?

その見た目が注目されているB-21について、2022年にも試作機を用いた初飛行を実施するのではないかと報じられています。B-21に関しては2019年12月時点で試作機の製造が始まっていると噂されていました。

米空軍としては将来的に100機以上のB-21を運用する計画を発表しており、これによりアメリカにおける大型爆撃機はB-52HとB-21の2機種になる予定です。