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家族の中でも同じ量を食べているにも関わらず太る人と、そうでない人がいますが、海外の研究によると、3000人に1人程度の割合で太りにくいという珍しい遺伝子を持っている人がいると発表されています。

世の中には痩せようと必死に努力しても痩せないという人もいれば、反対に何もしなくても痩せることができる人、あるいは太りたいと思っているのに太れない人などいろいろな人がいます。こういった違いを決定づけている可能性のある「太りにくい遺伝子」が、研究により発見されました。

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「私は食べても太れない」などと自称する人。皆さんの周りにも一人くらいは思い当たる人物がいるとおもうのですが、実はそのような人は遺伝子レベルで太れない珍しいことが体内で発生している可能性があるという研究が報告されました。

記事によると、この研究は製薬会社・リジェネロンの遺伝学研究所が行ったもので、アメリカ・イギリス・メキシコの64万5626人を対象に、遺伝子の『エクソン』というよくわからない部分に着目して研究を進めました。
具体的にはエクソーム解析と呼ばれるこの手法を用いることで、全ゲノム解析(全遺伝情報を分析する方法)よりも低コスト、かつ効率良く疾患関連遺伝子を特定。研究者らは肥満に関連する遺伝子内の突然変異を突き止めることに成功したといいます。


それによると、BMI(体重と身長から算出される肥満度を表す体格指数)に関連する16の遺伝子のうち5つが私達の体重に影響を与え、これら全てが『空腹』と『代謝(エネルギー放出)』を調節する脳領域である視床下部で発現することを突き止めたといいます。
要は、この部分が食欲や痩せやすいなどに影響にでるという意味です。

BMIに影響を与えているのはその遺伝子の中でもGPR75という部分で、GPR75の不活化する突然変異を持っている人は平均して5.3kgも体重が軽く、肥満者は半分も少なかったといいます。

問題はこのGPR75が不活化する突然変異を持っている人が調査された64万人あまりからわずか3000人に1人程度しか見つかっていないということです。

記載内容は以上なのですが、世の中には「太りやすい」「太りにくい」というのはやはり遺伝的なものが多く、親が太っていると子もまた太りやすいという印象があります。つまりそのような遺伝子を持っている、持っていないという理由から、いくらダイエットをしたとしてもその効果は限定的である可能性があります。痩せやすい人は簡単に痩せる一方で、大多数の普通の人は辛い努力が必要になるということになりそうです。

もちろん、太っている人からすると痩せている人は羨ましいと思われがちですが、例えば寿命が短い、病気を患いやすい、女性であれば胸が小さくなるなど問題がある可能性もあり、全てが良いことばかりではないと考えられます。
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