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ロシア現地時間20日、同国の国際航空展示会『MAKS-2021』が開催され、単発ステルス戦闘機『チェックメイト』が正式発表されました。動機は人工知能など最新技術が組み込まれており、初飛行は2023年、将来的に無人型や複座型も開発を予定しています。

正式発表前にからいろいろと情報が出ていたのはソ連崩壊後初めて開発された単発ステルス戦闘機 チェックメイトです。この機体はロシア国営のロステック傘下のスホーイが開発している機体で『Su-67』とされているのですが、現時点でこのような機体名は発表されていません。

And Here's Yet Another Image Of Russia's New Fighter Concept That Will Be Officially Unveiled Tomorrow - The Aviationist
Here Are The Most Interesting Details We Have Noticed In The Official Unveiling Of Russia's 'Checkmate' Fighter Jet - The Aviationist

▼ロステックが誤って公開してしまった動画のスクリーン
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この機体については正式発表が行われる前にロステックの公式Youtubeチャンネルに動画が誤って公開されてしまい、数時間後に非公開されるなどいろいろポカをやらかすという多い機体になってしまったのですが、注目の機体性能はどうなのか。

▼ロステック公式動画


まずこれまで情報が出ていたようにエンジンが一つしかついていない単発戦闘機です。機体に関しては第5世代ステルス戦闘機です。発表された機体はあくまでモックアップであり実機ではないのですが、ロステックとしては2023年までに初飛行を行い、2024年以降に複数機の試験機を生産するとしています。

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予定されているスペックとしては最高飛行速度はマッハ2、航続距離は3,000kmでスーパークルーズというF-22で行えるような音速による巡航飛行が求められているとしています。また将来的には機体を無人で操作できるようにしたり2人乗りの複座型の発展型も開発する予定があるとしています。


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また細かい性能としては「パイロットの作業に対する人工知能のサポートや実績のあるソリューションなど、革新的なソリューションとテクノロジーを組み合わせた」と発表。つまり人工知能がパイロットの補佐をするというものです。音声コマンド機能が搭載されているそうで、コックピット前面には広角HUD(ヘッドアップディスプレイ)を備えたグラスコックピットも紹介されました。
つまり、従来の戦闘機ように大型のヘッドアップディスプレイを搭載しているものであり、F-35のようにそれを取っ払い非常に高額なヘッドマウントディスプレイを装着するというものにはなっていないようです。

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搭載可能な兵器についてはチェックメイトが海外への輸出を企んでいることからロシアの兵器以外も他国が運用している兵器を使用することができるという内容が発表されました。ただ、具体的にどの程度運用できるのか、何発搭載できるのかなどは不明です。ただ、機体サイズが小型であることを考えると機内のウェポンベイに搭載可能な兵器はかなり少なくなると考えられます。

発表されていた兵装としては空対空ミサイル RVV-SD、RVV-MD、空対地ミサイル KH-38MLEGROM E-1およびE-2、対レーダーミサイル Kh-58UShKE、航空爆弾として KAB-250LG-E LGB、K08BE(500kg)、K029BE(1500 kg)、空対地ロケットS-8、S-13としています
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