NLAW_1

金銀財宝、ときにはゴミ…様々なものが眠っている海で先日、とあるイギリス人が対戦車ミサイルと考えられる残骸を発見したと話題になっています。

詳細は不明なのですが、対戦車ミサイルの破片を拾ったのは@ Nemo4Incognitoというツイッターユーザーです。彼はラルワースというイギリス南部の地域で海水浴をしていたところ、海底にミサイルのフィンとみられる構造を発見。拾う様子をツイッターに投稿していました(現在は削除されている)

This Dude Fished An Anti-Tank Missile's Tail Section Out Of The English Channel

これは一体なんなのか、THE DRIVEによると、おそらくスウェーデンのサーブとイギリスのタレスエアディフェンスが共同で開発した対戦車ミサイルNLAW (MBT LAW)ではないかとみられているとのこと。



NLAWはこちらの動画のように兵士が運用する対戦車兵器で、イギリスでは2009年に生産が開始されています。最大射程は1kmですが有効射程は20~600mとされています。重量は12.5kg。

NLAW

問題はなぜこれが海に落ちていたのかです。記事によると、実はこの近くにイギリス陸軍基地である、装甲戦闘車砲術学校とルルワース山脈の本拠地であるルルワース基地があるといい、ここから放たれたミサイルが何らかの理由で落下した可能性が考えられています。

ちなみにこのツイッターユーザーは動画を投稿したことで「危ない」と批判され炎上。いつぞや放った対戦車ミサイルにより、この人のアカウントが大変なことになるというよくわからない打撃を与えることになりました。

ちなみにこの手の兵器が海に落ちているということは過去にも複数報じられており、例えば2013年8月には中国人の漁師が海のそこからロシア製の巡航ミサイルを引き上げています。



また、中国では海岸に漂着した魚雷をぶっ叩いていたところ爆発し死傷者がでたことも事故も報告されています。

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