
2020年にアメリカの強襲揚陸艦USSボノム・リシャール(LHD-6)が炎上し全損するという事故が発生した件について、アメリカ海軍は容疑者を特定する準備に入ったと報じられています。
海外メディアによると、アメリカの海軍(海兵隊)が運用する強襲揚陸艦『ボノム・リシャール(LHD-6)』が炎上した事故に関してアメリカ海軍第3艦隊のスポークスマンは「犯罪捜査中に見つかった証拠に基づき海軍船員に対して統一軍事裁判法による告発を提起されました」と説明しています。
またスポークスマンは今回の炎上については「犯罪が行われた」と表現しています。
この火災は海軍基地で定期メンテナスが行われていたときに発生したもので当時85人が乗船していました。しかし、何らかの爆発が発生し炎上。4日間燃え続け結果的に全損となり廃艦が決定となりました。火災を消し止めるために63人の船員と消防士が負傷しています。
海軍としては当初、改装する形で再運用する計画もだされていたのですが、6割が損傷している状態で、強襲揚陸艦として戻すには25~32億ドル(2500億円~3200億円)の費用と5~7年はかかると推定。また病院船や潜水母艦として運用する案も出ていたらしいのですが最低で10億ドル(1000億円)以上はかかるだろうと見込まれ改装期間は同じく5~7年かかると想定されたとのこと。いずれの案も新しく強襲揚陸艦・病院艦などを建造する以上の費用がかかるため廃案となりました。
記事によると、実はアメリカにおける艦艇の火災事故はこれだけではなく、今回火災事故が発生する15ヶ月間で他にも3度の小さな火災事故が発生していたことが明らかになっています。
参考
またスポークスマンは今回の炎上については「犯罪が行われた」と表現しています。
この火災は海軍基地で定期メンテナスが行われていたときに発生したもので当時85人が乗船していました。しかし、何らかの爆発が発生し炎上。4日間燃え続け結果的に全損となり廃艦が決定となりました。火災を消し止めるために63人の船員と消防士が負傷しています。
海軍としては当初、改装する形で再運用する計画もだされていたのですが、6割が損傷している状態で、強襲揚陸艦として戻すには25~32億ドル(2500億円~3200億円)の費用と5~7年はかかると推定。また病院船や潜水母艦として運用する案も出ていたらしいのですが最低で10億ドル(1000億円)以上はかかるだろうと見込まれ改装期間は同じく5~7年かかると想定されたとのこと。いずれの案も新しく強襲揚陸艦・病院艦などを建造する以上の費用がかかるため廃案となりました。
記事によると、実はアメリカにおける艦艇の火災事故はこれだけではなく、今回火災事故が発生する15ヶ月間で他にも3度の小さな火災事故が発生していたことが明らかになっています。
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