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新型コロナウイルスで異常な社会生活のゲームチェンジャーとなるはずだったワクチン。しかし、アメリカではワクチンを2回接種した人が相次いで感染している事例が見つかるという事態に陥っています。CDC当局によると、とあるクラスターでは感染者のうち74%が2回ワクチンを接種した人だったとしています。

米疾病管理予防センター(CDC)によると、マサチューセッツ州のある大規模なイベントで新型コロナウイルス感染症に集団感染した事例が報告されたものの、その感染者のうち4分の3、つまり75%は既にワクチン接種を2回接種した人だったと報告しています。

CDCによると当該クラスターについては469人の感染者がでており、厳密にはうち74%がワクチンを2回接種していた人たちだったといいます。細かい内訳としては感染者の133人分のウイルスを分析した結果、90%が中国で見つかった元の新型コロナウイルスではなく、インドで見つかったその変異種いわゆるデルタ株だったとのこと。

また問題なのは、研究結果としてワクチン接種者とワクチン未接種者のウイルス量を測定した結果、なんと両者がほぼ同じ量を保有していたことが分かったとのこと。これはデルタ株がワクチンを接種した人でも感染させることができるということを示唆しているといいます。

ただ、これまでいわれているようにワクチンを接種すると重症化しないという点については不明で、今回の件ではワクチンを接種した感染者のうち、79%に咳や頭痛、喉の痛み、発熱などの症状を見せており、4人が入院治療まで受けたとしており、これは人工呼吸器が必要なほど症状と考えられます。

今回の事態を受けてCDCは異常なほど感染力が高いことを警戒しており、この感染力は特にデルタ株の感染力は水痘(みずぼうそう)並の感染力があると表現しています。

参考
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