image_166

新型コロナウイルスがいったいどこから発生したのか。第二次世界大戦後最大とも言える世界的な社会混乱を引き起こしたウイルスに関してその発生源とされているのは中国です。これに関してアメリカの野党となる共和党は以前から噂されている武漢ウイルス研究所から流出した大量の証拠をがあると発表しました。

同研究所の研究員がコロナウイルスを秘密裏に操作して人に感染させた「多くの証拠」があるとしている。米情報機関は、新型コロナの発生源について、まだ結論に至っていない。報告書は下院外交委員会の共和党スタッフがまとめ、同委員会の共和党トップ、マイク・マッコール議員が公表した。報告書は、新型コロナの発生源について、超党派の調査を呼び掛けている。

ロイター通信
記事では具体的なことはほとんど記載されていないのですが、共和党のマイク・マッコール議員の報告書では「われわれは、生鮮市場が発生源との見方を完全に否定すべき時期に来たと考えている」「新型コロナウイルスが2019年9月12日以前に武漢ウイルス研究所から流出したことを示す大量の証拠があると考えている」と記しています。

なぜ「大量の証拠があると『考えている』」などという曖昧な表現になっているのかは気になるところですが、新たな情報として「2019年7月に同研究所の危険廃棄物処理システムの改修に150万ドルの予算が請求されたが、同システムは導入から2年も経っていなかった」という内容が示されており、このような点から、要はここから何らかのウイルスが漏れだた可能性があるためシステムが改修された証拠だということを記してします。

武漢ウイルス研究所

新型コロナウイルスが発生した時、武漢市にある海鮮市場でクラスターが発生しここから世界中に広まったとされているのですが、当時からこの海鮮市場の近くにあり流出元といわれていたのはこの武漢ウイルス研究所です。

当時は陰謀説のような扱いしか受けていませんでした。しかし、中国国営の中国中央電視台(CCTV)が2017年12月29日に放送していた内容でこの武漢ウイルス研究所の職員が素手でコウモリを触り、噛まれる映像を放送。当然この内容を含む関連の映像はすべて削除しており既に見ることはできません。

そもそもこれは武漢ウイルス研究所の『コウモリにおけるコロナウイルスの最高権威』という人間の昇進を祝うために作られ映像だったとしています。

他にもWHOの調査員だった人間が「武漢ウイルス研究所にコウモリはいない」などと主張していたもののこれも誤りで、2017年5月に武漢ウイルス研究所の発足を知らせる中国で放送された映像で、武漢ウイルス研究所で研究者がコウモリに餌を与える内容が写し出されています。

ただ、新型コロナウイルスが例えばウイルス兵器などとして人工的に作ったという可能性はかなり低いとされており、何らかの理由で研究所内もしくは調査の過程で人に感染しそこから全世界に広まったという見方があります。

ちなみに中国では2020年2月、つまり武漢でロックダウンしていたような時期に大量の感染者が出たものの、それ以降は1日あたりの新規感染者が100人未満になっています。つまり第二波、第三波というものが一度も発生していないという世界でも極めて稀な国となっています。

image_85

▼アメリカの新規感染者のグラフ
image_86