先日、ヴァージン・ギャラクティックの創設者リチャード・ブランソン氏を載せ宇宙に飛び立ったスペースシップツー。これに関して乗客を載せた飛行を今後行う予定なのですが、その旅費が10年前の予約開始時期よりも25万ドル、2700万円近く増額されていることが明らかになりました。
ヴァージングループで現在、民間宇宙旅行の実現に向けて開発を進めているヴァージン・ギャラクティック。先日、創業者を載せた試験飛行に成功させ話題になっていたのですが、これに合わせて近々行われる本格的な商業飛行のチケットの販売が再開されたと報じられています。
このチケットは2021年8月5日に販売開始されたもので、その費用は45万ドル(5,000万円)に設定されました。一般の人からすると一回の打ち上げの全体費用が5,000万円と勘違いしてしまうのですが、正しくは一人5000万円の旅費がかかるという意味です。
ヴァージン・ギャラクティックはこの宇宙旅行計画、つまり現在のスペースシップツーによる弾道飛行を発表したときにもチケット販売していました。少なくとも2011~2013年頃には価格は一人あたり20万ドルでした。これは当時の価値として1,800万円であり、3,200万円ほど高騰したということになります。
▼写真:ホワイトナイトツーとスペースシップツー(中央)
原因はいくつかあるのですが、まず1つはヴァージン・ギャラクティックが過去にスペースシップツーの墜落事故を起こしており、機体を全損させたこと。それに伴う設計変更や安全対策の強化、また宇宙旅行が遅れに遅れ想定外の費用が加さんだ結果、この費用になったと考えられます。
ちなみに既に予約している人については、当初の金額で予約していることからあくまで今後新規で予約する人に対して45万ドル(5,000万円)が適用されるものと考えられています。
理由については、不明ですが45万ドル(5,000万円)という費用でいったいどのくらいの人が予約するのか。過去の400人あまりが予約したとされるのですが、現在はブルー・オリジンがロケットを利用した宇宙旅行を発表しており、より多くの人が行けるような価格に下落してくものと考えられます。
このチケットは2021年8月5日に販売開始されたもので、その費用は45万ドル(5,000万円)に設定されました。一般の人からすると一回の打ち上げの全体費用が5,000万円と勘違いしてしまうのですが、正しくは一人5000万円の旅費がかかるという意味です。
ヴァージン・ギャラクティックはこの宇宙旅行計画、つまり現在のスペースシップツーによる弾道飛行を発表したときにもチケット販売していました。少なくとも2011~2013年頃には価格は一人あたり20万ドルでした。これは当時の価値として1,800万円であり、3,200万円ほど高騰したということになります。
▼写真:ホワイトナイトツーとスペースシップツー(中央)
原因はいくつかあるのですが、まず1つはヴァージン・ギャラクティックが過去にスペースシップツーの墜落事故を起こしており、機体を全損させたこと。それに伴う設計変更や安全対策の強化、また宇宙旅行が遅れに遅れ想定外の費用が加さんだ結果、この費用になったと考えられます。
ちなみに既に予約している人については、当初の金額で予約していることからあくまで今後新規で予約する人に対して45万ドル(5,000万円)が適用されるものと考えられています。
今後の予定、商用打ち上げはいつか
ヴァージン・ギャラクティックとしては間もなく民間人を載せた商用打ち上げを行うことになるのですが、同社の計画としては来年2022年まで行わないとしています。具体的には2022年第3四半期まで行わないとしており、今後順調に調整が進んだとしても来年末頃まで行わないとしています。理由については、不明ですが45万ドル(5,000万円)という費用でいったいどのくらいの人が予約するのか。過去の400人あまりが予約したとされるのですが、現在はブルー・オリジンがロケットを利用した宇宙旅行を発表しており、より多くの人が行けるような価格に下落してくものと考えられます。