最近、中国で国営テレビが報じた軍事報告番組で、世界的にも非常に稀な前後に2つのプロペラを搭載したタンデムローター式ドローンを運用していることが明らかになりました。
詳細は一切不明なのですが、これは中国国営のCCTVが予想では陸軍の何らかの演習を報じたものでそこにこれまで明らかになっていないタンデムロータードローンが映し出されてたいというものです。
通常この手のドローンは4つ、もしくはそれ以上のプロペラがあるいわゆるマルチロータータイプのドローンが最近使用されることが多いのですがこれは従来型のもので大きなローターが2つ前後に搭載されているものになります。
映像では地上1~2mのところでホバリングし荷物を投下。
その後兵士が荷物を運ぶ様子が映し出されています。
仮にこの2つの荷物が同じものだったと予想するとタンデムロータードローンはかなり大型と予想できます。機体サイズはローター部分を除いて2m以上。ローターを合わせると4m前後になると考えられます。
そして搭載量。これに関しては2人の兵士が片手で持って走っていることから30kg~40kg前後ではないかと考えられます。
何れにしても中国ではこの手のドローン開発にかなり力を入れており、それは民間ドローン市場の大半を中国製が締めていることからも明白です。そして重要な制御も民間のそれをみても高度化していることを考えると軍用ではいったいどのような技術レベルに達しているのかは想像は難しいものになっています。
参考