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細かい部品を扱ったり、場合によっては『本物』か『偽物』かその重さで判別することもできるのですが、そのときに必要なのは電子天秤です。今回はそれが付属したAmazonで売れ筋ランキング1位となった雑誌「DIME」2020年7月号の『デジタルポケットスケールPRO』を試していこうと思います。

最近、本がメインではなく付録がメインという、よくわからないジャンルが存在していますが今回紹介するのはまさにそれです。そして、本当にひつようなのかよくわからないにもかかわらず、「前回即完売した!」などという謳い文句に引き寄せられ自腹で買ってしまいました。
というのもヤフオクなど小型の商品を発送する歳に、以前から「電子天秤がほしかった」という理由もあります。



前置きはこのくらいにして今回、購入してみて実際にどうだったのか紹介していきます。
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商品

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裏。手で持った感じは非常に軽く感じました。それは中を見ればわかります。

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中身はダンボールとクッション材、電子天秤、そして袋と紙。以上。当然本などは一切ついていません。

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ということで、使ってみようとしたところ。ここに罠があります。私の個体は蓋が非常に固く鷲掴みにしてなんとか開けました。しかし、表面はデジタルスケールの天秤皿であり、ここを強く押すとタブン商品は壊れます。

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電池交換などで破壊しないようにするためには必ず蓋を付けた状態で開け締めしましょう。

精度はどうなのか

この手の0.01gを測定できる電子天秤はAmazonなどでも販売されています。しかしいかにも怪しい商品で、レビューをみても「毎回重さが違う」というものが平気で販売されています。ではこの商品はどうなのか。実際に測定してみました。

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スケールの蓋、3.01g

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もっと分かりやすく1円玉の重量は1gなのでそれを測定すれば誤差がわかります。このスケールは正しく1.00gと計測されました。

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そして500円玉。7g。

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そしてこの電子天秤の蓋。20.76gでした。

まとめ

この手のデジタルスケールは0.1g単位で最大1kgとなると安くても1000円以上します。かつ0.01gから600gまで計れるとなると、最大グラム数が低いものでは1000円以下でも一応販売されています。その上で、あくまで個人使用であれば1500円で0.01gから600gまで計れるとなると「これでも良いかな」という印象です。

ただ、何度か試してみた結果、若干使い方にコツが必要です。例えばある程度重さがあるものは雑にパッっと載せると0.02g程度の誤差が生じることがわかりました。その場合はゆっくりと載せると正しく測定できるようです。