海外メディアによると今年6月~7月に行われたサッカーイベントでイギリス政府公認する形で満員観戦が行われたところ、観戦した約6400人以上が少なくともこれにより感染していたことがわかったと報じられています。
このイベントは10カ国11都市を会場としたサッカー欧州選手権でその一つとなったイギリスではロンドンにある教事情で8試合分を開催していました。当然新型コロナウイルスが蔓延しているという状況ですが、イギリス政府が新型コロナウイルスの対策効果を実証するという目的で実施。
具体的には、スタジアムはほぼ満員状態で開催されたとうものでした。行われたのは合計8試合で、来場した客はそれぞれ数万人。特に決勝や準決勝では1試合だけで6万人以上が押し寄せていたといいます。
その結果どうなったのか。イギリス政府の発表によると、このイベントにおける新型コロナウイルスの感染症は約6400人と見積もられました。詳しい内訳は不明なのですが、特に感染者が集中していたのはイングランド代表とイタリア代表の決勝に訪れた観客だったと説明されています。
今回の調査を行った研究者らは密接状態で「ウイルスがいかに容易に広がるかが示された」と指摘、注意を促しているそうです。
例として、韓国です。韓国では2020年2月に新天地イエス教会の信者が国内で31番目の感染者です。この人物が自分が感染していることを知らず、教会の集団礼拝に参加した結果、爆発的な感染拡大が発生し最終的に4,216人(信者およびその家族)を含む市内内外で6,847人まで感染が広まったという例が追跡調査されています。
この31番目の感染者たった1人がこれほどまで感染させたのかというのは疑問があるのですが、何れにしても爆発的な感染拡大を引き起こすウイルスであることは間違いありません。
これがいつまで続くのかは全く見通しが立たず、インフルエンザのタミフルのような決定的な治療薬が出るまでは今のような制限された生活は続くものと考えられます。
参考
具体的には、スタジアムはほぼ満員状態で開催されたとうものでした。行われたのは合計8試合で、来場した客はそれぞれ数万人。特に決勝や準決勝では1試合だけで6万人以上が押し寄せていたといいます。
その結果どうなったのか。イギリス政府の発表によると、このイベントにおける新型コロナウイルスの感染症は約6400人と見積もられました。詳しい内訳は不明なのですが、特に感染者が集中していたのはイングランド代表とイタリア代表の決勝に訪れた観客だったと説明されています。
今回の調査を行った研究者らは密接状態で「ウイルスがいかに容易に広がるかが示された」と指摘、注意を促しているそうです。
大規模クラスター
これまでの報告から新型コロナウイルスは接触感染ではなく飛沫などにより爆発的な感染者がでることが分かっています。現在はより感染力が強いインド由来というデルタ株というものがありますが、その前、所謂中国由来の新型コロナウイルスでも同様の大規模クラスターは発生しています。例として、韓国です。韓国では2020年2月に新天地イエス教会の信者が国内で31番目の感染者です。この人物が自分が感染していることを知らず、教会の集団礼拝に参加した結果、爆発的な感染拡大が発生し最終的に4,216人(信者およびその家族)を含む市内内外で6,847人まで感染が広まったという例が追跡調査されています。
この31番目の感染者たった1人がこれほどまで感染させたのかというのは疑問があるのですが、何れにしても爆発的な感染拡大を引き起こすウイルスであることは間違いありません。
いつまで続く、今の生活
何れにしても現在広まっているデルタ株についてはワクチンを2回接種したとしても多くの人が感染してしまうことが分かっています。ただし、ワクチンにより重症化は相当抑えれることも分かっているのですが、これまで通りスタジアムで集団観戦はいつ行えるのか。これがいつまで続くのかは全く見通しが立たず、インフルエンザのタミフルのような決定的な治療薬が出るまでは今のような制限された生活は続くものと考えられます。
参考