
ワクチンに対して懐疑的な人、またはその陰謀論を信じる人、様々な理由で反ワクチンを謳う人がいますが、一方アメリカではテレビの前で反ワクチンを主張していたという司会者らが相次いで死亡していると報じられています。
保守指向のトーク番組の司会者だったフィル・バレンタイン(61)に関してテネシー州ナッシュビルのラジオ局WWTNはツイッターを用いてこの人物が死亡したと発表しました。CNNなどの海外メディアによると、この人物は反ワクチン主義ではなかったものの、過去ワクチンに対してその効果などは懐疑的な発言を繰り返すなどしていたといいます。
具体的にはワクチンは必ずすべての人に接種しなければならないかそれは分からない。という主張をした上で、仮に自分が新型コロナウイルスに感染したとしても「死ぬ確率は1%にも満たないだろう」と話していました。
さらにこの人物は「一般人は、ワクチンをうたないほうが安全だぜ」などと述べ、アメリカ政府が進めるワクチン接種を奨励していることについて嘲笑うような歌を作り番組内で歌っていたといいます。
しかし、先月バレンタイン氏はコロナに感染。肺炎と副作用で重体に陥り入院。彼の家族は「彼が反ワクチン主義者では決してなかったが、積極的なワクチン賛成の人間ではなかった。その結果、後悔することリスナーらは知ってほしい」と伝えています。
▼左バレンタイン氏、右ジミー・ヤング氏

別の例として、テネシー州に住んでいたキリスト教のラジオ放送の司会者ジミー・デ・ヤングという81歳の人物も先日、新型コロナウイルスで死亡しました。彼は「ワクチンにより国が人々を制御する」と意味不明なことを主張。国民に対してワクチン接種を進めないような発言を繰り返していました。
更に、フロリダ州で保守指向のラジオトークショーの司会者として活動していたディック・ファレル氏(65)も新型コロナウイルスの合併症で死亡。彼は反ワクチン主義者としても有名で、彼はフェイスブックに「知人2人がワクチンを接種したが、コロナに感染して重篤な状態で病院に入院した」とし、「ワクチンは偽物だ」と記載しました。また感染症の専門家という国立アレルギー・感染症研究所所長を名指しして「権力を振り回す嘘つきモンスター」だなどと主張していました。
参考
具体的にはワクチンは必ずすべての人に接種しなければならないかそれは分からない。という主張をした上で、仮に自分が新型コロナウイルスに感染したとしても「死ぬ確率は1%にも満たないだろう」と話していました。
さらにこの人物は「一般人は、ワクチンをうたないほうが安全だぜ」などと述べ、アメリカ政府が進めるワクチン接種を奨励していることについて嘲笑うような歌を作り番組内で歌っていたといいます。
しかし、先月バレンタイン氏はコロナに感染。肺炎と副作用で重体に陥り入院。彼の家族は「彼が反ワクチン主義者では決してなかったが、積極的なワクチン賛成の人間ではなかった。その結果、後悔することリスナーらは知ってほしい」と伝えています。
▼左バレンタイン氏、右ジミー・ヤング氏

別の例として、テネシー州に住んでいたキリスト教のラジオ放送の司会者ジミー・デ・ヤングという81歳の人物も先日、新型コロナウイルスで死亡しました。彼は「ワクチンにより国が人々を制御する」と意味不明なことを主張。国民に対してワクチン接種を進めないような発言を繰り返していました。
更に、フロリダ州で保守指向のラジオトークショーの司会者として活動していたディック・ファレル氏(65)も新型コロナウイルスの合併症で死亡。彼は反ワクチン主義者としても有名で、彼はフェイスブックに「知人2人がワクチンを接種したが、コロナに感染して重篤な状態で病院に入院した」とし、「ワクチンは偽物だ」と記載しました。また感染症の専門家という国立アレルギー・感染症研究所所長を名指しして「権力を振り回す嘘つきモンスター」だなどと主張していました。
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