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人間は行きてく上で水は必要不可欠ですが、意図的に水を採る機会は食事以外ではそれほど多くありません。そのような水について長期に及ぶ研究として、水を多く摂取する人はそうでない人に比べ心不全のリスクが低いことがわかったと報じられています。

私達人間が1日必要とされている水の量は男女平均で2リットルとされています。これが場合によっては食事とは別に2リットル、女性は1.6~2リットル、男性は2~3リットルと表現はそれぞれ異なるのですが、目安として2リットルが推奨されているのは事実です。

これに関してアメリカの国立心肺血液研究所は過去25年に渡り、体内の血清ナトリウム濃度を調査した結果、この濃度が小さい人ほど心不全のリスクも少なかったことが分かったとしています。

Super Simple: Drinking Enough Water Could Prevent Heart Failure

血清ナトリウム濃度とは何かというとこれは水分補給習慣の尺度として、私達の体が水分が足りているかどうか客観的に判断できる目安となっているもので、この濃度が高ければ水分不足、濃度が低ければ足りているということになります。

研究者によると、15,792人の被験者から血清ナトリウム濃度の濃度を135〜139.5mmol/L、140〜141.5、142〜143.5、および144〜146 mmol / Lの4つのグループにわけ調査を行い、結果として、中年以降では血清ナトリウム濃度が1mmol / l増加するごとに、25年後における左心室肥大は1.2(1.2倍?)と心不全1.11の数値で発症する確率が増加していたこと突き止めたとのこと。

特に中年期では血清ナトリウムが142mmol / lを超えると70〜90歳で左心室肥大と心不全の両方のリスクが増加し始めたとしています。

なぜ体内の水分不足が心不全のリスクを高めるのかについては体が水を節約しようとした結果そのような副作用のようなものが生じるとしています。

1日2リットル、かなり大変

この2リットルを摂取するというのは想像以上に大変です。以前尿管結石を患った際にしばらくやってみたことがあるのですが、目安として朝、昼、晩に少くとも500ミリリットル以上飲まなければならず、夜に多く飲むと深夜にトイレで目を覚ますなどある種の睡眠障害を引き起こします。
つまり、極力日中に水を飲み必要があるのですが、そうなると夜の分まで多くの水を口にしなければならずトイレも近くなるなどの不便と苦痛が生じます。

これは長続きしないので、結局普段からマグボトルのようなものを机に置き、外出するときも場合によっては持ち歩くようにしており無理のない範囲で積極的に水を飲むようにはしています。

ちなみに「水分補給」などと、どこぞのメーカーが清涼飲料水のCMを出していますがあの手のスポーツドリンクには糖質が含まれており、運動していない一般人が飲み続けると糖尿病を患うリスクがあるため心不全が云々以前に逆効果です。
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