中国メディアによると、遼寧省大連市金浦新区の凱旋国際ビルで火災が発生し7時間燃え続けようやく鎮火できたと報じられています。出火の原因は明らかになっていません。
中国メディアによると、炎上した凱旋国際ビルはその見た目からも大連経済技術開発区のランドマーク的建物で、マンションや商業施設で構成されており延床面積は63,000平方メートルです。ビルは2本足で空中で繋がっているという不思議な構造をしています。
中国大连地标建筑起火燃烧7小时 曾被揭存消防漏洞|多维新闻|中国
火災は2021年8月27日午後4時ごろ、19階の世帯で発生しました。建物から逃げ出した人々の証言によると、建物の壁の外から火が回ってきたと話しており、火が窓全体を覆い焦げた匂いが入ってきたとのこと。このビルには419世帯、合計818人が入っていたといい、火災後、住民はホテルなどに宿泊しています。
中国大连地标建筑起火燃烧7小时 曾被揭存消防漏洞|多维新闻|中国
火災は2021年8月27日午後4時ごろ、19階の世帯で発生しました。建物から逃げ出した人々の証言によると、建物の壁の外から火が回ってきたと話しており、火が窓全体を覆い焦げた匂いが入ってきたとのこと。このビルには419世帯、合計818人が入っていたといい、火災後、住民はホテルなどに宿泊しています。
火災は19階から最上階に広がっていきました。特に繋がっている場所については黒く焼け、構造が構造が焼け落ちていることがわかります。消防士の話としてこの建物事態が海に近いこともあり、さらに空中に浮いているような構造になっており風の影響を受けて消火活動がそもそも困難になったと話しています。
大連消防隊の職員によると、この高層ビルの外壁には防火設備がなくそもそも火災に対処することは不可能だと話しています。消防士が現場に到着した後、建物内にある消化ポイントで活動を行ったと話しています。また今回の火災では高いところに外から水をかける消防車が投入されたものの、その高さを超える箇所で燃え続けたと話しています。
ただ一部のネットユーザーによると、2016年に凱旋国際ビルの消火設備に何らかのトラブルがあったと説明しており、それによると、消火栓関連の不備や消化器などの設備が古くなっていたという問題があったといいます。また区側の職員はこのような状況にあったにも関わらず、積極的な対応はおこなっていなかったとも主張しています。
ただ一部のネットユーザーによると、2016年に凱旋国際ビルの消火設備に何らかのトラブルがあったと説明しており、それによると、消火栓関連の不備や消化器などの設備が古くなっていたという問題があったといいます。また区側の職員はこのような状況にあったにも関わらず、積極的な対応はおこなっていなかったとも主張しています。