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近年、中国産ゲームが目覚ましい進化を遂げ、日本におけるスマホゲーム売上ランキングでも上位に食い込む作品がでているのですが、その中国で政府が事実上未成年におけるゲーム禁止令が今後適用されると報じられています。

海外の複数メディアによると中国政府は18歳未満の未成年者に対し、オンラインゲームのプレイ時間などを規制する新たな指針を発表したと報じています。

記事によると、仮にこの規制が進んだ結果、中国では18歳の未成年は月曜日から木曜日はゲーム禁止。金曜日から日曜日まではゲームをプレイできるものの1時間に規制されるものになります。あわせてこの規制に伴い、ゲームをプレイするには利用者本人の実名登録する義務があり、当然登録しなければゲームはできません。

ゲームのプレイ時間などは海外では規制されているような国はあるのですが、その中でもかなり厳しいものになっていると考えられます。

ただ、この規制についてはあくまで『オンラインゲーム』という表現に留まっており、たとえば昔ながらのオフラインゲーム、つまりスーパーファミコンといったインターネットが無かった時代のゲームやPCゲームなどネットに接続しないゲームはそのままプレイできると考えられます。

また、例えばスマホであれば常時ネット接続しないという、つまりオフラインゲームというのは存在しており、それは問題なく遊べると考えられます。ただ現在のゲームの大半がガチャというクジでゲームを遊ぶというものになっておりインターネット接続が必須です。つまり昔のようにゲーム本体を5000円で購入して遊ぶというのはほとんどありません。

何れにしても18歳以上であればこれまで通り遊ぶことはできる、と考えればそこまで厳しい規制でもないのですが、中国におけるゲーム製作は方針転換が行われていくものと考えられます。

参考