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アメリカ軍の撤退で『秒』で陥落した首都カブール。一方でタリバンによる抑圧が高まっているのですが、先日同国初となった女性警察幹部が集団で暴行を受ける事件があったと報じられています。

ニューヨークポスト、英紙デイリーメールによると、先月グラフロズ・エブテカールというアフガン内務省犯罪捜査次長を務めた女性が国外脱出を図る過程でタリバンに見つかり暴行を受けたという内容を報じています。

出来事があったのは先月15日以降で、タリバンがカブールを掌握したことが確定したことを受けて状況が急変。タリバンは警察など政権やアメリカ側に協力していた人間を探し回り、実際に警察官トップが殺害されるという事件も発生していました。


▼被害を受けたグラフロズ・エブテカールさん
グラフロズ・エブテカール

そのような状態になったことを受けてエブテカールは国外脱出しようとカブールの国際空港に逃げその場で数日間救出をまったといいます。しかし、空港では駐留していた兵士、つまりアメリカ軍から拒否され戻るよう促されたといいます。これは警察官という立場から「地域を守れ」という意図があったものと考えられます。

その後、再度空港に向かったもののその時にタリバンに囲まれ銃や石などを使って暴行を受けたとのこと。エブテカールさは「タリバンは女性が警察官として働いてはいけないと言っている」といい、「彼らは何も変わっていない、女性が働いたり、公職につくことは出来ないだろう」と話しています。

タリバンは女性の人権を認めるとしているものの、それはイスラム教(タリバン側が解釈するイスラム教)に則る場合に限るとしています。現在アフガンでは女性がブルカを着用しないという理由で殺害アレたケースや、女性がタリバンに結婚を強要されるなどの事例も確認されているとのことです。
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