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米国防総省によると、無人船に搭載可能な一般的なコンテナにスタンダード6ミサイル(SM-6)を搭載し発射する試験を実施したと発表しました。

この試験は最近行われたもので、今回試験された無人船は『Ranger』というもので、無人船の能力と運用コンセプトを明確にすることを目的とした「Ghost Fleet」プログラムの一環として実験的に建造されたされたものです。 

搭載されたミサイルは一般的な垂直に収められるミサイルではなく、なんとコンテナです。内部に収められているミサイルはスタンダード・ミサイル6(SM-6、RIM-174スタンダードERAM)です。このミサイルの特徴は弾道ミサイルから戦闘機、また対艦ミサイルとして船に対しても攻撃可能な対空・対艦のマルチタイプのミサイルです。


なぜコンテナサイズに収めたのか。
このモジュール式システムは、無人船以外にも有人船にも配備することができます。米海兵隊は分散型作戦を支援するために設計された小型船にこのコンテナ発射型のミサイルシステムを導入することができるとしています。
さらにコンテナを搭載可能な商船であれば紛争時に分散型作戦支援のため攻撃船に早変わりすることができるとのこと。米国沿岸警備隊は北極圏での激化する将来の砕氷船にこのコンセプトを使用することも計画しているとのことです。

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このようなコンテナから発射するミサイルというコンセプトは海外でも計画されており、例えば陸上のトラックにこのコンテナを収める形で発射するという案もあり、一般的なコンテナ規格であるため従来の兵器に比べて運用が容易という特徴があります。

ちなみに米陸軍も対空、対弾道迎撃用としてスタンダード・ミサイルの採用する予定とのことです。

参考
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