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交通事故を起こしやすい人、起こしにくい人…海外で行われた研究では運転中にアップテンポの音楽を聞いていると事故りやすい傾向がある可能性がわかったと報じられています。

漏れ出すほど音量をかけている車が存在していますが、実はあのような人は潜在的に交通事故を起こしやすいという研究結果をイギリスのブルネイ大学が発表しました。

Music: Listening to singalong hits while driving increases your chance of errors, study warns | Daily Mail Online

同大学は被験者として男女34人に集め、ドライブシミュレーターを利用し仮想空間の道路を走行してもらう試験を実施しました。34人という被験者数については明らかに少なすぎるため、「あくまでそのような傾向がある」と程度にとどめておいた方が良いと思われます。

研究では被験者に対して、交通の騒音、会話、普通の音楽(歌詞ありと歌詞なしの両方)、ハードな音楽音楽(歌詞ありと歌詞なし)の6つの条件を割り当て運転状態を測定しました。

結果、ドライバーは歌詞が付いたハードな音楽、つまりアップテンポな音楽で、かつ音量が大きいほど感情を刺激されていたことがわかったとしています。これは注意力が散漫になり交通事故を誘発する可能性があるいうことになります。
ただあくまで記事では具体的にどの程度注意力が散漫になったのか、感情を刺激されたのか、シミュレーターで事故を起こしたのかなど数値が一切でておらずよく分かりません。

唯一出ている数値としてはシミュレーター実験で75デシベルを超える音楽を聞いた時に37%ほど刺激に関するスコアが高かったしており、更に、男性は女性よりも心拍数が高い傾向があったとしています。75デシベルとは一般的な掃除適度の音量で車内であれば外の音がほとんど聞こえないうな音量になると考えられます。


今回の結果はあくまで実験室内の研究であり、実際の路上では状況は更に悪化することが予想されます。

一方で今回の研究は屋内で行われたもので他人に観察され緊張した状態であるため正確に普段の運転を反映しているとは言えません。また、普通の音楽でも例えばアメリカの映画に出てくるような身振り手振りをしながらノリノリで歌いつつ運転するなどした場合、当然注意力が散漫となり事故を起こす可能性は飛躍的に高まります。

つまり本人が音楽が好きなのか嫌いなのか、聞いている音楽が好きなアーティストなのかそうではないアーティストなのかで変わるものであり、『アップテンポの音楽=事故りやすい』というのはかなり無理矢理な研究内容になっている可能性があります。
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