コネチカット_2

先日アメリカ海軍のシーウルフ級原子力潜水艦コネチカットが潜航中に何らかの物体に衝突したと報じられました。現在米海軍としては何と衝突したのか、原因が分かっていないのか詳細は明らかになっていません。一方で専門家らはどのような判断をしてるのか紹介します。(画像は参考資料)

アメリカ海軍によると、アメリカ時間2021年10月2日、インド太平洋地域を潜航中(潜って航行る時)に何らかの物体に衝突し15人の乗組員が負傷したと発表しました。インド太平洋地域というと中国が進出している地域であり、何らかのトラブルが発生したのではないかという憶測が一部で流れていたのですが、専門家はどうみているのでしょうか。

グローバルタイムズによると、複数の専門家は「潜水艦同士が接触するという可能性はかなり低い」と主張しています。これは米海軍の発表でも潜水艦側が受けた損傷が深刻ななものではなかったことからも潜水艦同士の接触ではなかったと見ています。

その上で考えられるのは水中の無人潜水艇と衝突したという可能性です。これは潜水艦の損傷レベルから可能性が最も高いと考えられるというものになります。

▼コネチカットの参考資料
コネチカット

専門家によると通常潜水艦は100メートル程度の深さを潜航しており、その点と無人潜水艇というサイズから納得できるとしています。またインド対太平洋地域ということで米軍などその同盟国が多くの無人潜水艇を投入しているため衝突の可能性が考えられるとしています。

米海軍は現在どこの海域で接触したのかその詳細は明らかにしていません。仮にアメリカ海軍の無人潜水艇であれば接触は避けることができると考えられるものの、この手の原子力潜水艦はどこを航行しているのかは機密になっていると考えられ、情報が相互に共有され衝突を避ける航行が完全に行われていたのかは疑問があります。

いずれにしても、水深40mを超える水中の物体についてはサンゴ礁や潜水艦、無人潜水艦があるとしており、今回は何らかの人工物に衝突した可能性が高いのではないかと判断しています。またコネチカットについてはドコに接触したのか、損傷から何と衝突したのか憶測ができると考えられ、その調査結果待ちということになりそうです。

ちなみに記事内ではクジラといった生物との接触については言及されていません。

参考
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