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中国本土が目と鼻の先にある台湾。そのため特に近年中国が台湾に侵攻するのではないか判断されているのですが、これに関してアメリカの特殊部隊が派遣され台湾の特殊部隊が共同で訓練を実施していたことが明らかになりました。

これはウォールストリートジャーナルが報じたもので、米当局者からの直接的な情報で明らかになったものだとしています。具体的に何を行っていたのかについては、少なくこともここ1年、アメリカ軍の特殊作戦部隊および海兵隊の小部隊が極秘に台湾に派遣され、現地の台湾特殊部隊らの訓練に参加したというものです。

アメリカは各地の戦場に現在も派遣している国であり実戦経験は世界の国の中で最も豊富な国の一つです。そのため、実際の戦闘を知る人たちからの訓練を受けるというのは相当な価値があります。そんな米軍の20数人程度の人員が、今回台湾の特殊部隊と訓練を行っているということが明らかになりました。

この内容が本当なのか。実は2020年にアメリカ陸軍が公開映像の中に台湾の特殊部隊と考えられる服装の人物が写り込んでいました。そのため今回の話とは一致することがあり、ほぼ間違いないと考えられます。ちなみにこの動画は現在閲覧することはできません。米軍側の声明として、今回の情報に関しては「不正確だ」と発言しているらしく、どこが「不正確」なのかまでは明らかにしていないとのことです。

一方で、軍事系メディアによると2017年時点で既に台湾軍と訓練を行っていることを示唆する内容が報告されており、中国の侵攻が懸念されている中での発表となったものの、実はかなり昔から定期的に訓練が実施されていたことが伺えます。

緊張が更に高まる台湾周辺

台湾としては台湾のみで中国からの侵攻を食い止めるのは不可能です。もちろん日本側も台湾のSOSは敏感に感じているところであり、仮にそれが発生するとなると中国の次のターゲットは日本の最南部の諸島になってきます。

問題は中国の侵攻についてアメリカがどこまで介入するのか、それが発生した場合、中国はどの規模で作戦を行ってくるのかは未知数であり、同時並行に日本最南部の諸島にも侵攻する可能性もゼロではなく無視できない状況が続くことになります。

いずれにしても中国は太平洋に進出するにあたって邪魔な台湾はなんとしてでも自国に収めたいところであり、いつかの時点で何らかの理由を作った上で軍事的な紛争が発生する可能性は極めて高い判断されています。

参考
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