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日本でも一昔前からキャンプブームが続いていますが今回はお隣韓国です。この国でも同様にキャンプブームになっているとされているのですが、近年無料の公営駐車場に大量のキャンピングカー駐車するという出来事が続いていると報じられています。

朝鮮日報によると、忠清北道清州市にあるとある団地の公営駐車場に60台あまりのキャンピングカー、そして車につなげるタイプのトレーラーが占領した状態になっていると報じています。この駐車場には120台の車が駐車できるもののこの日は確認できただけで半分がキャンピングカーが占領していました。

なぜ大量のキャンピングカーが駐車しているのか?韓国では新型コロナウイルスの流行もあり家族単位でキャンプができるキャンピングカーの需要が増加しているといいます。しかし、普通の駐車場には駐車が難しいなど専用駐車場の整備が遅れているといい、全国各地で無料駐車場に駐車したり、郊外の道路沿い、または空き地などに駐車するケースが目立っているとのこと。




当然キャンピングカーが無料駐車場に駐車するとその分普通の車が駐車することができません。特にキャンピングカーは使う時以外(月に数回程度)以外は永遠と駐車し続けることになるため、この公営駐車場を利用する普通の市民からは「駐車スペースが無くなり非常に不便だ」という声がでているとのこと。

キャンピングカーはやはり巨大であること、先程も紹介したように趣味で使う程度でありその使用頻度は『車』の中で極めて少なくなります。そのため数ヶ月以上放置され続けるキャンピングカーもザラにあるといい、こちらも問題になっています。

記事によると、韓国ではここ5年ほどでキャンピングカーやトレーラータイプのものは登録車数が5倍ほどに急増。また行政側としては公営駐車場であるため基本的に誰も利用してもよくキャンピングカーだけ排除するようなこともそもそも難しいとのこと。

ただこのような問題を受けて公営駐車場の有料化するケースもでているといい、結局そのしわ寄せは普通の乗用車を乗っている人にも負担が迫られるということになります。