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日本で導入が予定されていたイージス・アショア。結果的に不採用となったのですが、これに関してアメリカでは車両で運用するタイプの弾道弾迎撃ミサイルSM-6、そして数千kmの射程があるトマホーク巡航ミサイルを発射できるシステムを発表したと報じられています。

海外の軍事系メディアによると、これはアメリア陸軍のRapidCapabilities and Critical Technologies Office(RCCTO)が米国陸軍協会の年次会議で発表していたというものでイージス・アショアといった地上設置型ではなく、トレーラーで運用するタイプのシステムになります。

The Army Plans To Fire Its Version Of The Navy's SM-6 Missile From This Launcher

資料によると『タイフーン』と名付けられたシステムだとしており、システムの輸送はコンテナサイズに収められ既存のトレーラーでこれを運搬。展開可能なものとなっています。

システムについてはよくわからないもののミサイルを搭載したトラックは合計で4台。そしてレーダーや指揮を行うトラックも別途あり、これが最小限の迎撃・攻撃システムになると考えられます。運用されるミサイルはSM-6、そしてトマホークでイージス艦のような装備になっています。

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記事によるとこのような構想は今に始まったわけではなく、アメリカでは冷戦時代にこのような地上発射型の巡航ミサイルというのは構想されていたといいます。

またアメリカでは現在このような構想は極超音速ミサイルを発射するようなものも構想されており、今後地上配備型のシステムの導入を予定していることが伺えます。
いずれにしてもこのような地上輸送なシステムというのはシステムの更新が容易であり、輸送機で輸送可能なものになるため迅速にイージス艦のようた高い防御を展開することが可能になります。そのため費用対効果は通常の迎撃システムよりもかなり高いと考えられ、特に中国や北朝鮮のような国が力をつけている中では重視されている分野と考えられます。
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