環境問題については年々高まりつつありますが、問題は私達が捨てたリサイクルゴミがまともにリサイクルされず、その大半が焼かれている(サーマルリサイクル)とされている問題です。一方韓国ではSKイノベーションという企業が廃プラなどから熱分解油化により10トンから6トンの燃料を作れるという装置を開発しました。
SKイノベーションの子会社SKジオセントリックはエコクレーションという企業と共同で開発し、仁川西区に導入されたという熱分解油化施設を発表しました。代表によると「廃ビニールなどを10トンを投入すると、原油の成分のよう熱分解油6トンが出てきます。今年の11月には商業運転に入ります」と発表してます。
熱分解油化とはプラスチックなどを高温で熱するとその素材が再び油化されるというものです。今回韓国に建設された施設は450~460度に加熱する炉を持っているとのこと。サイズは長さ720cm、直径は280cm。高温に熱せられることでプラスチックは気化し触媒を用いて汚染物質を除去、再び冷まし液体となるとしています。
問題は処理の塩素が1立方メートルあたり2500~3000ppmほどでてしまうという問題があったものの、SKでは100ppmにまで抑えていたと説明しています。また作られた油についても従来は品質がそれほど良いものではなく商用ボイラーの燃料として使われる程度だったものの触媒技術を取り入れたことで含まれる不純物を大幅に下げていると説明しています。
熱分解油化とはプラスチックなどを高温で熱するとその素材が再び油化されるというものです。今回韓国に建設された施設は450~460度に加熱する炉を持っているとのこと。サイズは長さ720cm、直径は280cm。高温に熱せられることでプラスチックは気化し触媒を用いて汚染物質を除去、再び冷まし液体となるとしています。
問題は処理の塩素が1立方メートルあたり2500~3000ppmほどでてしまうという問題があったものの、SKでは100ppmにまで抑えていたと説明しています。また作られた油についても従来は品質がそれほど良いものではなく商用ボイラーの燃料として使われる程度だったものの触媒技術を取り入れたことで含まれる不純物を大幅に下げていると説明しています。
この施設で処理されるのは家庭から出たゴミで汚れたビニールであっても処理できるとしています。環境科学技術院は「将来的に100t規模のデモプラントを完工する計画だ」と明らかにしています。またアメリカ企業と共同で建設予定もあるといい、2024年頃には廃プラ200万トンから108万バレルほどの都市油田が生まれる予想としています。
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