琥珀 カニ 化石_2

これから冬場になると食べられるようになるカニ。実はこのカニについて琥珀の中に閉じ込められた極めて保存状態がよい化石が見つかったとして界隈では話題になっています。

琥珀が産出する地域は非常に限られているのですが、今回はその地域の一つミャンマーです。これはアメリカのハーバード大学の古生物学者ら、及び中国の中国地質大学の研究チームの国際研究チームにより発見することができたものです。

Researchers discover first dinosaur era crab fully preserved in amber

この琥珀は元の鉱山労働者によって発見されたもので、2015年5月12日に宝飾品市場で発見されたものらしく、その後中国の鉱物店が入手していたものになります。このようにミャンマーでは琥珀が市場に流れそこに貴重な化石サンプルが見つかることが多くあり研究者が注目している分野でもあります。

琥珀 カニ 化石
論文によるとこの甲殻類、つまりカニは甲羅の幅が2ミリ、脚の長さが5ミリと小さいもので、まだ子供の時に閉じ込められたものと考えられています。その後CTスキャンなどを行い立体的にカニの構造を確認したところ、例えば子供の時点でエラが発達していたことも明らかになり、水中だけではなく、陸上でも短時間生きていけるようなサワガニのような半水生動物だったのではないかと考えられています。そのためこのように樹液が元になる琥珀に閉じ込められたということになります。

ただ、その確率が非常に小さいものであり、水辺に生息するカニが閉じ込められたというケースは極めてレアな存在だと学者は説明しています。

琥珀 カニ 化石_1

このカニは推定では1億年以上前の白亜紀という、恐竜が絶滅するもっと前の時代のカニであり、既にこの時点で現在のカニのように陸上に上がることができた種がいたことが証明されました。

このカニの入った琥珀についてはまるで、1億年以上前に当時生きていた時の様子をそのまま立体的にみることができるという通貴重なサンプルになっています。
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