コネチカット_1

今月初旬、アメリカのシーウルフ級攻撃型原子力潜水艦コネチカットがインド太平洋地域を潜航中に何らかの物体に衝突し乗組員が負傷した件について、人工衛星が事故後初めてその姿を捉えました。

この事故に関しては2021年、同艦がインド太平洋地域を潜航中つまり沈んだ状態で航行に何らかの物体に衝突し急遽グアムの基地に帰投することになったという事故です。事故に関してはグアムに帰投する1日ほど前に発表され5日ほど事故の発生は公表されていませんでした。

潜水艦はその後グアムの基地に帰投。現在この潜水艦がどのような状態なのかについては事故後の写真は一切公開されていません。しかし人工衛星がグアムに停泊する潜水艦を捉えることに成功しました。

This Is Our First Look At The USS Connecticut After Its Underwater Collision

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こちらがその姿になります。コネチカットは自力でグアムまで帰投することができため動力まわりについては故障はしていません。ただ負傷者が10人以上でていることからもかなりの衝撃があったと考えられるのですが、この衛星写真からは目立った傷が確認できません。

また艦首部分についてもそこまで異常なダメージを負ってるということも確認できず、どこに衝突したのかは不明です。このことは引用先でも紹介されており、潜水艦の水面下部分で衝突が発生した可能性があるなどいくつか考えられる衝突を指摘しています。

現在米海軍はいったい何と衝突したのか事態を把握しているのかは不明なのですが詳細は発表していません。