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韓国、特に首都圏では最近マンションの価格が高騰していると報じられているのですが、一方でこのマンションを落札する課程で、一桁間違って購入してしまうという出来事が個々最近相次いでいると報じられてます。

韓国メディア朝鮮日報などによると、これは裁判所の競売にかけられたマンションで明らかになっているというもので、最近その落札者が一桁0が多い額、つまり10倍も高い値段で落札するという事故が相次いでいると報じています。

記事によると、例えば今月18日、韓国の南西部に位置する務安郡にある床面積59平方メートルのマンションについて16億4580万ウォン、日本円で1億6000万円という高額で落札されたといいます。これは最低入札額の10倍という値段になっています。

国土交通省の取引価格公開システムによると、同じような面積で落札されたものには2億ウォン(約2000万円)で取引された物があることから、著しく高いと指摘しています。

実は韓国では同様に桁を間違えて落札したケースが相次いでいると業界では話題になっているといい、とあるオークションでは今年に入って、一般的な価格よりも10倍以上で落札されたケースは24件も発生しているとのこと。

この落札に関する珍事も発生しており、今年5月には86平方メートルのマンションが鑑定額の10倍という価格で落札。その後、落札者が代金を支払えず再入札が行われたものの次は11倍で落札されるというよくわからない出来とが発生していたとのこと。

誤落札、代金はどうなる?

当然オークションとなるといくらで落札してもよいということになるのですが、その場合はどうなるのでしょうか。記事によると韓国では落札者側のミスであった場合、裁判所に要求し取り消すことができるものの、その訴えが認められるケースは稀だとしています。また誤って購入した場合についても、入札保証金の10%は支払わないといけないといい、金銭的な負担は生じるようになっているとしています。

参考