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最近、中国各地で停電が発生するというよくわからない事態が発生していると報じられているのですが、これに関して中国では北朝鮮からの電力を購入しており、先月は去年よりも60%以上も増えたと報じられています。

香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト紙によると、このデータは中国の税関当局が発表している公式のデータで明らかになったもので、中国が北朝鮮から輸入した電力については2021年9月は3万5924メガワットhとなっていたとのこと。これは前年比で62%増という数値になっているとしています。

その上で、2021年1~9月に中国が電力料金として北朝鮮に支払った額については昨年よりも37%多い1190万ドル(約13億円)となり、この額は過去最高としています。

そもそもなぜ中国が北朝鮮から電力を輸入しているのかという疑問について、記事では中国と北朝鮮が共同で運営する鴨緑江にある『水豊ダム』で生産されたものだと説明しています。この輸入された分については当時決められた中国側に渡される電力とのこと。また国連の北朝鮮制裁に抵触しないのかについては電力の輸出は制裁対象になっていないそうです。

水豊ダム
水豊ダム

中国は北朝鮮からだけではなく、ミャンマーからも輸入しており、昨年くらべ44%増、ロシアからはなぜかほとんど変わらず1.3%増に収まっています。

数値上は60%、44%増となっているものの、そもそも電力の輸入量が北朝鮮に1190万ドルとなっているように少ない量です。そのため中国国内の電力不足を解決できるような輸入量にはなっていないと説明されています。
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