J-20 複座_2

海外メディアによると、J-20という中国が初めて実戦配備したステルス戦闘機に関して前後2列の二人乗り型となる複座型、F-20B(J-20AS、J-20S)が初めて確認されたと報じられています。

The DRIVEによると、最近ネット上に投稿された情報としてJ-20の開発を行っている成都飛機工業団が運用している飛行試験場で黄色い試作機カラーの複座型と考えられるJ-20と考えられる社員が投稿されたと報じられています。

The DRIVEによると2021年の夏に複座型J-20の開発が噂されているという内容をほうじていたのですが、今回始めて写真として撮影されたということになります。

J-20 複座

J-20 複座_1

▼単座型J-20
J-20

こちらが単座型になるのですが、今回確認された複座型と比べると、キャノピーが大きくなっており前後をつなぐ枠のようなものが確認できます。そのためほぼ間違いなく複座型と考えられます。


現在開発されてる戦闘機については単座型と複座型の2つがありますが、ステルス戦闘機(実際はステルス戦闘攻撃機・戦闘爆撃機)になるのですが、一般的に複座型では前列にパイロット、後部座席に爆撃などを専門に行う人が搭乗します。

つまり、操縦手は機体の操縦を、後部座席の人は攻撃の任務を集中して行うことができるというメリットがあります。

▼EA-18G 電子戦機で後部座席に電子戦士官という専門教育を受けた人物が搭乗する。パイロットとしての資格は有しておらず、文字通りプロフェッショナルにより友軍を支援する。
EA-18G

ただ、西側のそれを見ても分かるように近年は複座型の機体はコンピュータの高性能化などを理由に減りつつあります。いずれにしても複座型の最大のメリットとしては戦闘中にそのパフォーマンスを最大限引き出せるような構成になっています。