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北に北朝鮮、黄海を挟んで西に中国という位置にある韓国。韓国軍では昨年215台の監視装置を導入したものの、国内業者が国産と偽り中国の偽物を納品していたことが明らかになりました。

韓国メディア、中央日報が独占として報じた内容として、国家捜査本部は海岸監視装置として韓国陸軍に納入した装置が(つまり監視カメラなどのシステム)、国産と偽り中国のパチもんを納入していたことが明らかになりました。今月26日、5人が検察に送致。合わせて、陸軍側にも捜査が行われているといい、陸軍本部及び関係者の家宅捜索が行われたとしています。

[단독]219억 장비 '中 짝퉁' 이라는데…그래도 괜찮다는 육군 | 중앙일보

不正について、まずこの事業は「海・川岸科学化警戒事業」というものらしく、韓国の全国海外に対して特に上陸がされそうな箇所に中心に215台の監視装置を導入するというものでした。

納品業者は入札の過程では『韓国内で自社製造した装置を納品する』提案書を作成し当局に提出していたといいます。しかし、実際は完成済みの中国産の装置を納品していたことが明らかになりました。監視装置は全て設置された状態で稼働状態にあると韓国陸軍は発表しています。

韓国陸軍「パチもんでも問題ない!」

得体のしれない中国製の監視装置を軍組織が利用することは安全保障に懸念があるのですが、韓国陸軍はどう反応しているのか。なんと韓国陸軍は「問題はない。正常に稼働している」などと発表し、今後置き換える素振りは見せていないとのこと。

この対応に関してキム・ヨンス国防権益研究所長は「サムスンのテレビだと思って買ったら、実は中国製のでサムスンのロゴを付けた商品だったら、消費者はどう行動すると思うか」「詐欺にあったテレビがたとえ機能していたとしても、それを使い続ける消費者がいると思っているのか?」と批判しているとのこと。

当然この対応については国内から理解できないという反応が相次いでいると報じられてます。

軍事機密を外部に流出させる悪性コード発見



中国の監視装置については、過去に外部にデータが送信されるなど不正なハードウェアなどが実装されている可能性があるという報道があるなど、使用には注意が必要なものになっています。

一方で、実は2020年11月末に報じられていた内容として、韓国軍に納品された215台の監視カメラからなるシステムに軍事機密を外部に流出させる悪性コードを発見したと報じられていたことがあります。この監視装置は「215台の海岸警戒などに使う監視カメラ」だとし、このシステムは中国製でした。

韓国軍はシステムを設置する前の検査で発見していたものだと当時発表されていました。その後、このカメラがどうなったのかは不明なのですが、これをそのまま使ったのか、それとも今回報じられた自称国産のものを新たに導入していたものかは不明です。
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