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世界一高価な航空機とされるステルス爆撃機『B-2』。開発費もろもろで1機あたり2,100億円というアメリカ以外はまず運用できないというイロイロとヤバめな機体です。そんな機体が最近、ボロボロな状態になっている様子が撮影されました。

最近アメリカ本土で撮影されたのは独特の流線型の形が魅力B-2が、あろうことかズタボロ状態になっているという姿です。この写真は民間パイロットにより撮影されたもので、その方より提供されたものだとしています。

タイトルで紹介したように、このB-2については製造したノースロップ・グラマンによりメンテナンスを受けている最中のものになります。

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普通の乗用車などとは異なり軍用機は数年ごとに分解して大規模なメンテナンスが行われることがあり、この写真は極めて貴重なそのメンテナンス中に撮影されたものになります。このような軍事系の内容を過去10年当サイトでお伝えしているのですが、このようなB-2の姿は見たことがなく、撮影された例もほとんど無いのではないかと考えられます。

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海外メディアによると、B-2に関しては9年ごとにこのような大規模なメンテナンス、オーバーホールがが行われているいいます。

当然、莫大な費用がかかっている高級機でもあるためメンテナンスもそれなりの費用がかかっているとされおり、他の爆撃機の修理がされていないときにのみB-2のオーバーホールが割り当てられているという『お姫様』のような機体になっています。

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ただこのB-2に関してはメンテナンス費用なども含め費用対効果が決して高いとは言えず、将来的には後継機となるB-21に置き換えられ、将来的にこの機体も姿を消します。B-21はB-2で問題となっている費用面、メンテナンスの労力なども抑えられる機体になっていると発表されているらしく、少なくともB-2よりかは経済的な機体になるとされています。



30年以上前に初飛行したB-2

現在20機のB-2が運用されているのですが、この機体が初飛行したのは1989年7月です。つまり初飛行から既に32年が経過しています。機体については設計自体が30年後半から40年近く前のものということになります。

現在も第一線で活動しているものの、飛行させるにはメンテナンスなどいろいろ込みで1時間あたり17万ドル、約1800万円ほどかかるという鬼のような機体になっており、これは米軍機の中でもトップといわれています。
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