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韓国といえば近年『就職難』という言葉を耳にすることもあるのですが、一方で韓国軍の施設内で将兵に対して料理を作るという民間人による調理師を採用したものの、多くの人が任期を待たずやめていたことが分かったなどと報じられています。一体なにがあったのでしょうか。

朝鮮日報によると、今年韓国軍内で提供されている食事について極めて粗末な料理を出していたなど『食』の問題が明らかになったことで、以降将兵の食事を提供するという専門の調理師を民間から募集し採用したものの、多くの人が辞めているという実態が明らかになったと報じています。

[단독] 軍 민간조리원 336명 뽑았지만 212명 나갔다 - 조선일보

記事によると、韓国の野党「国民の力」の国会議員が国防部から受けとった資料として、この民間調理師は2018年には1903人が働いました。これは入隊する人がそれほど変わらないことから毎年1900人~2000人前後になっていると考えられるのですが、今年は食の問題が取り沙汰されたこともあり2278人まで増えていたといいます。

しかし、任期を待たず途中退職者については2278人のうち212人でした。これは、2018年頃の年間105人から倍以上に増えたとしています。

なぜ多くの人が去っているのか。理由についてはいくつかあり、
  • 基地であるため民間人の出入りが難し環境にある
  • そもそも基地であるため出退も難しい
  • 調理師は素人の部下(炊事兵)に料理を教えなくてはならず、仕事も忙しい
  • 月給は日本円で17~18万円と時給換算では最低賃金に届いていない
  • いつ首を切られてもおかしくない不安定な職場
などの理由があるとのこと。民間における調理師という職業の離職率はどうなのか判断する必要があるのですが、辞めている人が多いということは他に行ったほうがいいと少なくとも判断していると考えられるのですが、やはり待遇面が良くないというのは事実のようです。
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