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お隣韓国で社会的な混乱を引き起こす可能性がでた尿素。私達一般人からすると「一体何に使うの?」というレベルなのですが、これが無いと経済活動が停滞しかねないという重要な物質になっているそうです。今回韓国で発生した尿素不足について簡単に紹介していきます。

尿素といえば一般人からは肥料に使うようなイメージしかないのですが、実はこの尿素はディーゼル車、つまりトラックなどの大型車には必要不可欠な物質といいます。尿素はディーゼル車であれば排出される窒素酸化物を除去するために排気ガス低減装置に使われるもので、一般的なトラック運転手らは10リットルの尿素水を2~3日ほどで消費しているといいます。

つまりこれがないとトラックが運用できないことになり、国内の物流のそのほとんどを締めているトラックが動かなければ食料から燃料、工業製品などありとあらゆるものが停滞。経済に大打撃を与えなかねないとう状況になりかねません。

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ではなぜその尿素が不足したのか。原因は中国に頼り切っていた韓国政府です。日本とは異なり韓国ではその殆どを海外からの輸入に頼っており、実に尿素輸入量の3分の2が中国、更に尿素水の原料となる産業用尿素の国内流通量の全量の97.6%が中国由来となっていました。明らかに危険な状態になるのですが、もちろん中国が一方的に輸出制限したというわけでもありません。

中国では国内における石炭不足が理由になっていました。この石炭に関してはどうやら国際的な地球温暖化対策に関連している可能性も高いのですが、石炭が不足は尿素の主原料が減ることになり生産量が低下。更に中国では石炭火力発電などが停止したことで尿素の抽出に必要な電力が確保できず生産量が低下。結果的に国内で尿素の生産量は10月における生産量は5~6%ほど下がったとされています。

▼トラックに入れられる尿素
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そこで中国は国内の尿素を確保するため検疫と検査なしでも輸出が可能だった尿素以外も農業用のカリウム肥料、リン酸肥料など29種の肥料品目に対しても輸出制限を実施。
このような事態を受けて尿素の取引価格が高騰。その結果、韓国ではディーゼル車に必要な尿素水の価格が平年の10倍異常の高値で取引されるという明らかな供給不足となりました。

そのため韓国は石炭が豊富なオーストラリアから緊急輸入することになりました。今週中にも2万リットルを輸入するとしており、手続きを簡素化したり軍用機を導入するほどの混乱になっているといいます。

このような重要な物質をあろうことか1つの国に頼るというリスクを続けていたことは紛れもなく韓国政府の失策以外ありません。一方日本についても、在庫はかなり厳しいとしながらも韓国とは異なり国内生産していることや、複数国から輸入、トラックがそもそも異なるなど事態は深刻ではないとしています。

정부, 호주산 요소수 2만ℓ 수입…장기 수급 안정화 대책도 마련 :: 공감언론 뉴시스통신사 ::
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