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自分に全く関係のない人を思いやる…つまり自分の不利益になったとしても他人を優先するという行為は生物の中でも人類などわずかな動物しかもっていないと考えられるのですが、この行為については31カ国中、日本が1位になったと報じられています。

今回行った研究は自分の選択肢でその後、他人の選択肢を残すという研究です。表現が曖昧なのですが、31カ国の合計64人の研究者からなる国際的な研究チームが行ったもので、各国の学生合計8354人からデータを収集しました。

Not All Cultures Are Equally Mindful of Strangers – Here's How Your Country Ranks

方法としては単純で3つのリンゴを用意します。2つは青りんご、1つは赤りんごです。被験者に「1つ持っていってほしい」と告げ、加えて「次の人にも渡すからね」と説明しました。つまり2つの色のリンゴを選択できるという状態で、自分の選択肢で次の人の選択が青りんごの1つの選択肢か、青りんごと赤りんごの2つの選択肢を作ることができるというものです。
つまりこの2つの選択肢が残る、青りんごをとった場合に『他人を思いやる』「社会的マインドフルネスを持っている」とみなされるそうです。

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みなさんはどうされるでしょうか?
その結果、2つの選択肢を残すようにした学生は、日本では72%という結果になりました。次はオーストラリアで69.8%、次にメキシコ、イスラエル、チェコ…となりました。ちなみに今回の研究で一番低かったのはインドネシアで46.2%となりました。

この結果について研究者は「社会的マインドフルネスが高い国の方が優れている」という優劣ではないとしており、「今回の結果は文化的な違いを示すものだ」としています。

ただ、このような意識が働くのは「他人への信頼感」「教育のレベル」「経済的な状況」「宗教的価値観」だと説明しており、いったいどれが左右してるのかは分かっていないとしています。
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