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ノルウェー北部。大西洋の北部に位置するノルウェーの海域で、先日海底監視ネットワークのケーブルが切断されるという奇妙な出来事が発生しました。この監視端末は潜水艦の往来も検出できる性能があり、データは最初に同国の軍事組織に渡されるものだとしています。

海外メディアによると、ノルウェー北部ベステローデン諸島のから60km程度沖合に設置されている海底監視装置について、国営の海洋研究所(IMR)がセンサーと地上の施設をつなぐ海底ケーブルが何者かに切断されたとしています。

Norwegian Undersea Surveillance Network Had Its Cables Mysteriously Cut

このケーブルは電力や通信をするようなもので、当然必要な装備になるのですが、自然に切れたというよりも、何者かが切断した可能性が高いとしています。

この装置はLoVeというもので2020年8月に完全稼働が始まったばかりのもので、ノルウェーの大陸棚に設置されています。特徴としてはセンサーと搭載することで水中の気候変動、メタンの量、魚資源の監視、そしてカメラで撮影した画像や音声、その他のデータも収集できるとのこと。

その他のデータとはなんと潜水艦の監視状況です。実は、このセンサーで収集したものはノルウェーの防衛技術研究機構に『最初』に送信され、その後データがIMRつまり研究機関にわたされるというものになっています。つまり潜水艦など、ノルウェー海軍やその同盟国の知られてはいけない軍事的なデータが含まれており、そのような対応がされているということになります。

一方で、今回の事件についてLoVeの研究者でプロジェクトリーダーはブログで「何か、または誰かがケーブルを引き裂いた」としています。
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