image43

先日、イギリス海軍所属の空母艦載機となるF-35Bが墜落する出来事に関して、現在どのような動きになっているのか紹介します。

この事故はアメリカ時間2021年11月17日、地中海に墜落したもので、イギリス海軍としては初めての墜落事故でF-35Bシリーズ全体でも3機目となりました。

事故当時、艦載機を運用していたイギリス海軍のクイーン・エリザベス級航空母艦にはイギリス海軍のF-35B 8機とアメリカ海兵隊のF-35B 10機が通常の飛行訓練を実施していました。墜落事故はグリニッジ標準時午前10時頃に発生。F-35Bにはパイロットが乗っていたのですが墜落前に脱出し救助され、クイーン・エリザベスに収容されました。

ただ、現時点で具体的な事故原因は発表されていません。「現時点で詳細を明らかにするのは適切でない」などと、意味不明な対応で発表すらされていません。ただ、迅速に回収されたことを考えると予想では離着陸の際に発生した可能性も考えられます。

一方で、事故現場はエジプト、キプロス、クレタ島の間の地域で事故が発生したとされ、この地域はロシアに近いシリアにあるロシアの基地にも比較的近いためこの墜落は注目されているとのこと。つまりこの機密の塊であるF-35Bがロシアなど東側に回収される可能性があるというものです。

F-35Bは推定で深海3000mほどの底に沈んでいる可能性があり回収はかなり難しく、スエズ運河に近いことで往来も多い地域ということで容易ではないとしています。



F-35は開発中に一度も墜落事故を発生させなかったという、珍しい機体の一つでした。ただ、配備後については2018年9月に初めてF-35Bが墜落。次に日本が国内で製造した初号機が2019年4月に墜落。これはF-35Aです。その後、2020年5月にA型、9月B型、そして先日B型が墜落しました。

参考
このエントリーをはてなブックマークに追加