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韓国の複数メディアによると、1970年に創業を開始した国内最大の亜鉛精錬所が過去数年間、環境基準を最大で4500倍を超えるカドミウムを垂れ流ししてしていたことで約28億円の課徴金が課されたと報じられています。

カドミウムといえば日本でも過去にイタイイタイ病として農作物から口に入り慢性中毒を引き起こした重大な問題が発生したことがあるのですが、同じ成分を川などに垂れ流していた韓国企業が281億ウォンの課徴金となったと報じられています。

記事によると、この企業は韓国南部、釜山に河口がある洛東江の最上流部、1970年代に建設された石浦製錬所です。 韓国は中国に次いで世界2位の亜鉛地金生産国で、当然国内では最大の亜鉛の精錬工場となっています。

しかし、この企業が2018年時点で大量のカドミウムを垂れ流していたことが明らかになりました。その後、2019年に改正された環境犯罪取締法で今回課徴金が課されたという流れになります。



大邱地方環境庁によると、当時この企業が位置する川の水質調査を行った結果、最大で環境基準の4578倍を超えるカドミウムが検出されました。それだけではなく、この企業は勝手に竪穴を作り地下にもカドミウムを垂れ流していたことが発覚。
推定されている流出量は1日あたり22kgで、年間8トン。これをそうとう長期間行っていた可能性があります。

発覚後、この精錬所事件発覚後、汚水遮断施設を設置することとするなど改善策の策定に乗り出すことにしましたものの、約束は守られませんでした。その後どうなったのか。2021年に環境部が川の地下水を調査したところ10箇所のうち8箇所から最大950倍のカドミウムを検出。特に雨が降ると雨水に混ざって配管からカドミウムが垂れ流しになっちたとのこと。

このような事態を受けて環境部は、適切な処置を行わず不当に利益を得ていたとして280億ウォンの課徴金を課したとのこと。つまり少なくとも2018年以降2021年時点で全く対応せず永遠と垂れ流していたということになります。

環境部今後同企業に対して対応を行わない場合は更に課徴金課すとしています。

参考