オミクロン株_1

先月24日、WHOに初めて報告され26日に緊急会合。そしてオミクロン株と命名され世界中でその対策がされたのですが、実はこのオミクロン株、その検体が採取されたのはボツワナ共和国で11月8日時点で南アフリカの大都市で感染者が出ていた事が明らかになりました。

南アフリカではなくボツワナで見つかっていた…

オミクロン株については南アフリカが報告したのは確かに11月24日なのですが、実は2週間あまりの空白期間があるとされています。これは南アフリカの科学者が2021年11月9日にボツワナで検体を採取し、これが変異種であり後にオミクロン株として南アフリカがWHOに報告されました。つまりその投じ、南アフリカでオミクロン株患者が見つかっていたのではなく、初めて発見されたのはそもそもボツワナということになります。

当然、様々な分析の仕事があるなかで分析から報告書の作成、提出など時間がかかり報告まで2週間という時間は仕方ないのですが、既にボツワナでは11月上旬時点で感染者がでていたということになります。

南アフリカでは11月8日に感染者、11月の感染者7割がオミクロン株だった件

オミクロン株については最近発見され、まだ発症者が少ないという印象がありますが実は違います。2021年12月1日に報じられた内容によると、南アフリカ国立感染症研究所は国内の11月の感染例の74%を占めていたとする調査結果を発表しました。
南アフリカでは10月時点ではデルタ株が92%を占めていたものの、11月には74%がオミクロン株になっており、急速に置き換わっていることが明らかになりました。

また採取された検体によると、南アフリカでは11月8日に既に感染者が見つかっていたといい、この感染者がいた首都プレトリアや最大都市ヨハネスブルクがあるハウテン州に在住の人間だったといいます。

つまり、既に11月上旬時点でオミクロン株が出現しており、南アフリカでは市中蔓延状態だったとうことになります。

南アフリカ_1
南アフリカ_2
南アフリカの新型コロナウイルスの感染状況を見るとこのようになっています(ワクチン接種率1回目29%、2回目24%)。南アフリカでは第4波の発生が見え始めているのですが、これがオミクロン株によるものです。

いずれにしてもオミクロン株に関しては既存のPCR検査キットをすり抜ける場合があるとされています。これが具体的にどうなのかは不明なのですが、最悪の場合、現在落ち着いている感染者数は氷山の一角である可能性があります。
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