
今年6月、初めて給油試験に成功したボーイング製の無人給油機MQ-25 スティングレイ。この機体はなんと空母から射出されて着陸する能力があるのですが、この試験を行うためミニッツ級空母に搭載されたと報じられています。
世界初の無人艦上給油機となるMQ-25 スティングレイ。従来有人機が行っていた補給任務を無人化して従来の艦載機の構造距離などを伸ばすという運用方法を考えているのですが、MQ-25のデモンストレーター機について米海軍はツイッターでニミッツ級USSジョージHWブッシュ(CVN-77)に搭載する様子を公開しました。
同機はこれまで2021年6月に海軍機であるF/A-18EFスーパーホーネットに対して補給試験に成功。8月にはE-2Dという早期警戒機というこちらも空母から発進する機体に給油試験成功。さらに9月にはF-35Cという空母で運用する機体に対して給油試験に成功していました。現在まで36回の試験を終えているといい、開発スピードはかなり速い印象を受けます。
▼MQ-25 艦載機で翼を折りたたむことができる

そして次の試験は本当に空母で使うことができるのかという極めて重要な試験に移ります。海軍としてはMQ-25を無人給油機以外にも監視や偵察を行う機体として運用を目指しており、12月中にも空母からの発進などのテストを行うとしています。
将来的に72機を運用し2025年年度にも初期運用能力を目指すとのこと。
MQ-25の運用することにより、給油機として運用されることがあるF/A-18EFスーパーホーネットが本来のミッション、つまり攻撃任務に戻ることができるといい、空母としての能力を高めることができるとしています。
MQ-25 arrived aboard USS George H.W. Bush (CVN-77) this week for its first test period aboard the carrier. #BZ to the MQ-25 team! Way to #MakeAnImpact! #AirWingOfTheFuture #MQ25 #FlyNavy pic.twitter.com/BJrVJX6dOR
— NAVAIR (@NAVAIRNews) December 2, 2021
同機はこれまで2021年6月に海軍機であるF/A-18EFスーパーホーネットに対して補給試験に成功。8月にはE-2Dという早期警戒機というこちらも空母から発進する機体に給油試験成功。さらに9月にはF-35Cという空母で運用する機体に対して給油試験に成功していました。現在まで36回の試験を終えているといい、開発スピードはかなり速い印象を受けます。
▼MQ-25 艦載機で翼を折りたたむことができる

そして次の試験は本当に空母で使うことができるのかという極めて重要な試験に移ります。海軍としてはMQ-25を無人給油機以外にも監視や偵察を行う機体として運用を目指しており、12月中にも空母からの発進などのテストを行うとしています。
将来的に72機を運用し2025年年度にも初期運用能力を目指すとのこと。
MQ-25の運用することにより、給油機として運用されることがあるF/A-18EFスーパーホーネットが本来のミッション、つまり攻撃任務に戻ることができるといい、空母としての能力を高めることができるとしています。