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その任務上、通常のヘリよりも過酷な使い方がされることもある軍用ヘリ。これに関してカナダ軍が保有している艦上対潜ヘリに関してCH-148という機種は実に8割あまりで不具合が見つかり正常に動かせるものはわずか2機となっていると報じられています。

カナダ空軍によると、先月26日の定期検査が行われた際に第443ヘリコプター飛行隊が運用しているCH-148ヘリコプターの尾部に亀裂がみつかり、保有する他の機種も調査を行った結果、23機中19機で同様の亀裂が見つかったと発表しました。
また現在メンテナンスが行われている2機は不明で、亀裂が無いのはわずか2機だったとのこと。

この亀裂がどのようなものなのかは不明なのですが、実はカナダ軍のCH-148は2020年4月にギリシャ沖で墜落し6人全員が死亡する墜落事故を起こしています。原因はソフトウェアの問題であり今回の亀裂とは特に関係はなかったとされています。



カナダ軍によると、製造したアメリカのシコルスキー社は「亀裂の問題は数日以内に修理可能だ」と説明しており、それほど深刻なものではないという印象も受けます。

このCH-148はシコルスキー社がカナダ軍の為に開発した対潜ヘリコプターで民間のS-92をベースに改造されたとされています。

カナダは2004年に28機の購入を契約。2018年頃から運用を始めたばかりでした。CH-148はカナダ軍唯一の対潜ヘリとして駆逐艦などに配備されており、海上でヘリの探知や攻撃以外も、救助といったミッションで運用されています。

参考
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